オリジナル仮想戦記のプロットと見所を評価するスレ15
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0258名無し三等兵
2012/06/19(火) 19:25:33.14ID:???脅せば屈服する、まじめに交渉する必要はない、と思っていたみたい。
1900年時点で、ロシア陸海軍部は共に日本軍が欧州の最弱の軍でさえ対等に戦うには、
あと100年単位の時間がかかると考え、極東太守府(アレクセーエフ等)はそれを支持していた。
そのため、ロシア太平洋艦隊の戦力からは、日本軍の上陸作戦は朝鮮半島でさえ不可能、
逆に日本本土進攻が可能(ロシア兵1人をもってすれば、日本兵100人を圧倒しうる)という
楽観論が横溢していたらしい。そういった空気を持った極東太守府が対日交渉を担った時点で、
日露戦争直前の日露交渉は失敗を運命づけられていた気がする。
せめて、もう少し早く歴史が変わり、1902年3月半ばに日英同盟締結に対抗してなされた
露仏共同声明にフランスが反対する(この共同声明によって、日露戦争でもフランスはロシアを支援する、
とロシアは誤解し、対日宥和論は力を失った)こととかがない、と日露戦争回避は無理だろう。
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