2007年5月10日(木)「しんぶん赤旗」 不破哲三さん
「ソ連崩壊後に、対ソ戦用の超大型戦車を大量配備する」?

 この戦車はやっかいな代物でして、北海道のある地域に配備?
してしまったら、ほかの地域に移動することができないのです。?
一両五十トンという特別に?重い戦車ですから、道路を走ると道路を?
壊してしまい、渡れる橋もない(笑い)。日本の橋の重量制限は?
普通は二十トン、高速道路で四十トンですから。この戦車を通そうと?
思ったら、あらかじめ道路や橋を作り直さなければならない。(笑い)?

 なぜこんなことをやったのか、というと、対ソ戦への備えだった?
というのです。戦争になったら、ソ連の戦車部隊が北海道に上陸?
してくるはずだ、その?戦車部隊を迎え撃つために、90式戦車を?
北海道の要所要所に配置した、ということです。しかし、相手が、?
予定した場所にうまく上陸してくれればいいけれども、思わぬ?
ところに上陸したらどうするつもりだったのか(爆笑)。ともかく?
こういうものを三百二十両以上もつくってしまったのです。?
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