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連合軍がV-1、V-2のミサイル発射施設の破壊を優先課題として、
多数の爆撃機を割いて攻撃を集中したからです。

連合軍は1943年の夏にはレジスタンスなどの情報からミサイル発射施設の所在を
ほぼ把握しており、そのための活動には『クロスボー』と言うコード名がつけられました。

1943年8月から始まったこれらの施設に対する爆撃は『クロスボー爆撃作戦』と
名づけられ、以後一年間に連合軍がこの作戦に当てた爆撃機兵力は
重爆撃機の延べ出撃数の14パーセント、中型爆撃機の40パーセントに上り、
投弾量は実に12万2千トンに達しています。
これらの爆撃には英空軍の『トールボーイ』大型爆弾やB-17を改造した無人遠隔操作爆弾
『アフロディーテ』も使用されました。