>>184

1.日本軍(主に陸軍)が軍票(軍が占領地で使う代換紙幣)を乱発したから。
  まっとうな経済知識もなく軍票を発行したので、あっという間に通貨過剰になった。
  そしてそれを是正する努力もしなかったので、即座に経済が破綻。
  でも「搾取する」ことしか頭になかった大半の軍人達はさして気にもしていなかった。

2.辻正信だけがやってたわけではないが、現地人を占領政策に参加させて活用すると
  いったプランはほとんどなかった。
  ちょっとでも不満を述べたりすると問答無用でスパイ扱いで殺してたりして、占領行政
  はちっとも進まなかった。

3.日本軍にはそういったイギリス的間接統治の発想がなかった。
  そもそも、「イスラムってなんだ? アラーってなんだ?」という程度の理解しか、
  ほとんどの日本人にはなかったので。