そういう意味ではある程度国のあるべき方向性というのは日本のような国では完成していて、
本来は主義主張が共通する者同士が結束するという建前の政党政治では主張の違いを
出せず、ただ能力の有無だけが選別の違いになるだけではないだろうか、などと電波を
飛ばしてみる。

大きい政府か小さな政府か
→公共事業もしてないし高福祉も民間で可能。日本列島の中で開発しなければならない
地域も開発し尽くした。

景気浮揚策は
→企業の自助努力を促す法整備をすればある程度は可能であることが証明された。
いずれにしても極端な好況を望まなければ現状維持で通せそう。

国防は
→アメリカ依存のシステムが完成されていて修正する必要なし。後はアメリカから要求された
時に時々自衛隊を貸しだし、アメリカがあまりにも世界の大勢からかけ離れた武力侵攻策を
唱えた時だけ国連の場等で是非を問う。元々正当性の無い対外侵略はアメリカの世論も味方に
つけられないのでそのあたりも活用する。

後は個々の方法論をどうするかという細かい詰めだけで、二大政党制と言うほどの大きな
政策の違いは出にくいような気がする。