一般的に陸軍の戦闘機は、防弾構造の翼内タンクを利用していたのに対し、
なぜ海軍の戦闘機は胴体タンクを操縦席前方に配置してあるのだろうか。
胴体タンクに被弾すれば、操縦席に火がまわってしまいパイロットの生還率
は陸軍機に対してかなり低かったと考えられる。
零戦は消火装置や防弾構造にもなっておらず、パイロットは負傷していなくても
脱出は難しかったのではないだろうか。