>>698
千歳は笠置型2番艦で、
浪速から音羽までことごとく不幸続きの2等巡の中では奇跡的に天寿を全うした船です。
したがって沈没にいたる大事故には遭遇していません。
ttp://hush.gooside.com/name/c/Chi/Chitose/Chitose.html
上記サイトにもあるように、日露戦争では前半は第1艦隊、後半は第2艦隊の2番戦隊にいて、
特に対馬と組んでノーヴィクを仕留める殊勲をあげています。
39年度第1艦隊・40年度第2艦隊(この時に旗艦筑波に随伴して欧米歴訪)
大正3年の対独臨戦編制で第2艦隊に復帰、5年度第2艦隊、8年度第2遣外艦隊
9年度に艦隊から解除されて以後は二線級です。
笠置が大正初期に事故喪失し、相棒がいない状態だったためか、
先輩の須磨・明石より艦隊には貢献していないようです。
ただ港で待機状態の予備艦なのか、鎮守府所属の警備艦なのかわかりません。
警備艦ならば稼動状態なので、事故につながる練習が起きていた可能性はあります。
事故があったとすれば、艦隊所属期間または警備艦の間でしょう。