>>762 日本に今後10年ほど、国産戦闘機など作る予定は無いわけだが

ATD-Xは、高機動性とステルス性の両方を研究するため、現在
大まかにアウトラインを纏めたり、RCS測定場など作ったりもしている。
しかしATD-Xが成功裏に終わったとしても、それを元に全長17m全幅13mにして
長年のライセンス生産ですっかり馴染みになったF100エンジンを
双発で乗っけて即国産戦闘機です

などと事が運ぶと妄想するのは無理が多過ぎる。
アメリカですら、F/A-22がYF-22から15年も掛けてようやく配備されるくらいなのに。

ただ、
1.
日本はRCS測定場を完成させたので、少なくとも正面限定でステルス性のある
形状の軍用機くらいはどうにか作れる
2.
ATD-Xの進行中の計画、あるいは17年前のT-2CCVなどの技術を見せて、日本にも
機体のコントロール技術なら十分にある
3.
XF5-1エンジンは、バイパス比0.1、エンジン重量600kgにも関わらずAB推力5tを達成した。
エンジン重量1tまでは、エンジン外側のコントロールアクセサリを大きくしなくて済む分
推力重量比を更に大きく出来、エンジン重量1tで推力900kgならどうにか日本にも作れる。
更にXF5-1エンジンのバイパス部分を広げるだけですら、推力6.2tくらし直ぐに達成できる。

などの要素技術をアメリカ相手にプレゼンテーションする事で、日本に有効なステルス戦闘機を
2010年までに売らなければ、日本は独自にステルス戦闘機を開発するなど今後20年以内なら
何とか出来ますよと、アメリカにプレッシャーを掛ける事は、十分に可能であると思われる