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世田谷一家殺人事件
実行犯は今、次なる「超大物」ターゲットを狙っている 一橋文哉

世田谷事件翌日に李が羽田空港から台湾に出国したことは、出入国記録で分かっているが、
その後は02年に再び台北を訪れるまで消息不明。

一時期、米国・ロサンゼルスや中国・上海に姿を現し、
地元の政治家や宗教団体関係者と接触し武闘訓練を受けたとされるが、
李の消息を追跡してきた韓国マフィア元ボスは、こう見る。

世田谷事件で注目され事実上の軟禁状態が続く中で、
本人は欲求不満が溜まり、自分の行動に疑問を感じ始めた。
それを金田にぶつけても、今は動くなと言うばかりで
納得できる回答はなく、やがて金田への不信感が生まれたのではないか

金田からの連絡が次第に少なくなり、米国やフィリピンの宗教団体関係者宅を転々とさせられたことで、
李は自分がやっかい者扱いされていることに気づいた。
そして、自ら兵士や暗殺者としての素質に目覚めたこともあって、
韓国や米国の犯罪組織に接近し、その後はフィリピンの武装集団に身を投じた。

そこで仕事上の駆け引きや暗殺の実践体験を積み、
1年余で10人以上はあの世に送ったほど凄腕の暗殺者にのし上がったと、闇社会では噂されている。