■新潟強姦致死、二審も無期懲役 東京高裁
2016/11/12 0:06
新潟県新発田市で2013年、女性4人を暴行し、このうち1人を死なせたとして
強姦致死罪などに問われた喜納尚吾被告(33)の控訴審判決が11日、東京高裁であった。
秋葉康弘裁判長は無期懲役とした一審・新潟地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
弁護側は判決を不服として上告する方針。
弁護側は控訴審で強姦致死事件などについて無罪を主張。犯行の経緯に未解明な部分が多いとして、
審理の差し戻しを求めたが、秋葉裁判長は「一審が認めた事実関係に誤りはない」と退けた。
一審判決によると、喜納被告は13年8〜12月、当時10〜30代の女性4人をわいせつ目的で相次いで襲い、
このうちパート従業員の女性(当時22)を死亡させた。勾留質問中に地裁から一時逃走した事件も有罪となった。