中学生だった頃の思い出の中に大阪万博とあさま山荘事件がある。
正確には、あさま山荘事件は高校1年のときだったのかも。何しろ、大昔の頃の
ことだから。しかし、時期はほとんど重なっている。
思い出のなかに、Expo70とあさま山荘・山岳ベース事件が混在するってのは、奇異この上ない。
以前、彼らがなぜ「革命」の思いに一足飛びに行ってしまったのかという疑問が提示されたと
思うが、俺も同じ疑問を持つ。森の狂気は別としても、「革命」の思いを抱いた赤軍派や京浜
安保共闘の面々は、当時、繁栄の絶頂を迎えている日本で「革命」を現実のものとして
考えたのだろうか?