高山正樹　逮捕の瞬間
http://www.youtube.com/watch?v=lQAg_gq29Sk

高山正樹　
事件番号　平成12(わ)436
事件名　強姦致傷，強姦未遂，強制わいせつ被告事件
裁判年月日　平成14年03月29日
裁判所名・部　仙台地方裁判所

無期懲役判決文↓　 　
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/DCE4F7E05CA2628849256BBB00269334.pdf


別冊宝島の「死刑と無期懲役」より（元受刑者の話）

高山正樹の精神状態は素人目にもひどいように見えました。糞尿を垂れ流すこともあり、
その汚物はマスク、手袋をした掃夫が処理していました。もちろん掃夫も受刑者です。
私ははじめこの男を「完全にイカれたしまったかわいそうな受刑者」だと思っていました。
しかし、しばらく観察しているうち、奇妙な点に気づきました。高山は担当が目を離して
いる間は何もないのに、彼らの足音が聞こえて来ると思い出したように手を震わせ
うわごとをつぶやき始めるのです。
一度高山は私に「早く病院に行きたいなあ…」と言ったことがあります。
「ここが病舎でしょう」と言うとここじゃなく街の精神病院に行きたいというのです。
高山は完全に狂ってはいません。重い精神疾患を装って、一般の精神病院に移り、
あわよくば無期刑の執行停止を願っているのです。
救いは高山の詐病に医務の人間も気づいているフシがあることです。
「高山よ、お前どこまで狂ったフリが出来るのか。やれるところまでやってみろ！」
あまりにそっけない医師の態度からはそんな空気を感じるのです。