篠沢一男死刑囚(59)宇都宮宝石店6人焼殺事件
宇都宮地裁は「周到に準備された計画的犯行で、動機はあまりにも利己的。
自己中心的で情状酌量の余地は微塵も無い」として篠沢に死刑を言い渡した。
これに対して篠沢は「脅すつもりでライターに火をつけたらガスが充満して
引火したもの。殺意は無かった」として控訴した。
平成15年4月23日東京高裁は篠沢の控訴を棄却。篠沢は上告したが
平成19年2月20日最高裁は、「冷酷、残虐極まりなく、最愛の母、妻、娘
を突然奪われた遺族の処罰感情は非常に厳しい」と断じて上告を却下した。
平成22年7月28日、東京拘置所で死刑執行。
千葉法務大臣は、「自らが命令した執行なので、見届けることも私の責任」と
死刑執行に立ち会った。