男友達は日頃オーナーのことを麻未さんから聞かされていた。
オーナーのことは危ない人物と思っていた可能性がある。
それが当日の二度の電話に現れている。

1回目の警察発表では「もう下に着いた。」だけであるがこれだと会話時間は5秒くらい。
バス停からパン店裏口までは徒歩50秒(約20メートル)から60秒くらい。

こうだ。
13時42分「今、下に着いたよ〜、行きたくないんだけどね〜大丈夫だよ、店の中で研修だし〜」歩きながらPHSで会話する。
「もう○○(パン店の名前)裏口に着いた〜、あれ?オーナーだ、なんでここにいるんだろう?」麻未さんから電話を切る。

心配になった男友達は再度電話することになるが、オーナー以外でパン店裏口付近で麻未さんの顔見知りで
待ち伏せする人物が他に存在するだろうか?しかも緊迫した様子はなかったという。

13時46分「今、オーナーから研修受けるところ、今話せないからあとでね。」

それから男友達は夕方まで麻未さんに電話をしていない、男友達が安心できた理由、男友達はつまりパン店の店舗内にいると考えた。

こう推察すると車で移動しているとは考えにくい。同店舗の2,3階の部屋が濃厚である。