11月28日
Cの母親が夜中にCの部屋がうるさいということで目を覚まし
二階に上がってドアを叩き、部屋の中の様子を見ているが
Cの部屋は天井の蛍光灯が壊れており、
床に置かれたスタンドしか照明はなく薄暗かった為、
ちゃんとした確認は出来ず。
悲鳴で目を覚ましたCの父親が、
「いま、悲鳴みたいなのが聞こえたぞ。なにやってんだ」
と、ドアの前まで来て言ったが
Cに
「うるせえな。なんでもないから下いけよ」
と言われ、それ以上なにも言わず。
11月末
Cの母親が台所にいたとき、
玄関から「今晩わ」と少女が連れられて入ってきた。
「もう遅いから帰りなさい」と言ったが返事をせず二階に上がって行く、
Cの父親もCが降りてきた時「早く返せ」と言った。
翌日、CかCの兄にあの子は帰ったと言われ、
深く考えずに帰ったものだとCの両親は疑問を抱かず。
この時は、
純子さんが隙をうかがい外に出ようとして発見され連れもどされた時だった。

一週間後
Cの母親がトイレを掃除してたら、
ゴミ箱から、生理用品が出てきたので、
「いやだ、まだいるんだわ」と二階にあがる。

二階にはDと純子さんがいた。
「どうしてここにいるの」と聞いたが純子さんは答えない。
「家出するからには相当な理由があるんでしょうから、
どうしても言いたくなかったらいい。でも、お名前は?」
と聞いたがそれにも答えない。
住所は埼玉の方、何歳かと聞いたら高校三年生でもう就職は決まっているとだけ言った。
「お母さんが心配しているでしょうから、早く家に帰りなさい」
と言っても返事をしない。
Dが「帰った方がいいよ」と言い、
ご飯を食べてから帰すことになり、下に降りた。
食事を始める前にCが帰ってきて食事中にCの父親が帰ってくる。
父親は少女を見て、
「ガールフレンドか。オレにも紹介しろよ」と息子に声をかけるが無視される。
食事が終わった後、少女が茶碗や皿を片づけているのを見て
「やっぱり、女の子はいいな」とも。

食べ終わってからは、Dらとテレビを見たりファミコンをやって仲良さげにしていた。
また、この時、少女がタバコを吸っていたのを母親は見ている。

それから、また二階に上がって行ったので、
なんで帰らないんだろう早く帰ってほしいとイライラした。