以前から言われている韓国人犯人説の信憑性について考える時、元警察官が犯人の指紋を照合した結果、一致したということだが、どうやって現場で採取したものを持ち出せたのだろうか。
いくら警察OBとはいえ事件の重要証拠を簡単に持ち出せるほど警察の管理が杜撰なのかということになる。
百歩譲って仮に持ち出せたとして、その韓国人と一致したという科学的で公的な裏付けは絶対に取れないことだと思う。
それはライターの創作と思われても仕方がないだろう。
そして犯人が逮捕出来ないことを政治的理由とするのは、初めからこの事件が迷宮入りになり時効を迎えることを前提に言っているのではないだろうか。
つまり犯人が捕まらなければ、彼の説は支持されることなるからだ。
ただし、このライターにすれば、その文章を書いた時点でまさか時効制度が廃止なるとは思ってもいなかったのであろう。
それは真犯人が逮捕される可能性が今後永く続くことになり、彼の書いたものがフィクションとして暴かれる可能性もそれだけ継続することになるからである。