宇崎竜童の映画は哀しい描写だった ラスト母親が遺骨抱いて寂しい駅に佇む姿が印象的だった 高度経済に乗りそこなり周囲に翻弄された人生だったろう 月亭花鳥ばりの帽子被り イカレタそぶりは寂しさの裏返し 射殺の幕切れはセンセーナショナルだった