捜査本部では、二人の主婦が同一現場でほぼ同時に殺害されている−−との状況から、
犯人は単独犯なのか複数犯なのか決めかねていたが、明石さんが助けを求める"メモ"を書く時間とスキがあったことから、
犯人は一人で、まず水野さんに包丁を突きつけ,明石さんに「逃げたら、こいつ(水野さん)を殺すぞ」と脅しながら、水野さんに乱暴して殺害。
この後恐怖のあまり現場に座りこんでいた明石さんにもロッ骨を九本も折るなどの暴行を加えたうえ、首を絞めて殺したと断定した。