ワラビ取り殺人事件2
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弁当は勤務先のイズミヤで買ったものなので、たぶん固い弁当箱には入っていな
いはず。まあ、二人ともリュックサックを持参していたから、何かしら固いもの
は入っていたんだろうけど。
あと、鉛筆の芯に関する当時の新聞記事はこんな感じ。
(1979年5月30日朝日新聞大阪本社発行朝刊23面から)
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また鉛筆のしんが、二人の殺害現場から十七メートルほど尾根へのぼったけも
の道から採取した土や雑草の中からみつかった。しんは長さ約一センチ、太さ約
一ミリ。「HB」か「B」鉛筆の先が折れたもので、明石さんのズボンのポケッ
トから見つかった「オワレている……」というメモの字の太さ、濃さとほぼ一致
した。京都府警科学捜査研究所で鑑定中だが、「明石さんは下山途中に犯人と出
会い、包丁で脅されて殺害現場へ連れて行かれる途中、スキを見てポケット内に
あった鉛筆のしんでメモ書きし、しんだけ捨てた」との見方を強めている。
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(1979年5月30日毎日新聞大阪本社発行朝刊23面から)
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鉛筆のシンが見つかったのは通称『野山』の頂上から二十メートル余り北へ下
がった雑木やかん木のしげみで、水野さんの遺体から約十メートルの場所。シン
は長さ約一センチの太書き用で先端は削られているが、反対側は折れたようにな
っていた。
捜査本部では、明石さんが書き残したメモの字と照合の結果、この鉛筆で『恐
怖のメモ』を書いたのに間違いないとみている。ただ鉛筆の木の部分が発見され
ていないため、明石さんら二人は野山の頂上付近で犯人に脅されて北側斜面に追
い込まれ、その途中で明石さんがこっそりとメモを書いていてシンが折れたのか、
シンの部分だけがジーパンのポケットに残っていて、これを使って書いたもので
はないかとみている。
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