この冤罪に憤ってる人はわが国の宰相の発言を選挙までよく覚えていてね
ttp://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY200906040281.html
「可視化すれば直ちに冤罪が減る感じはない」4日の首相
2009年6月4日20時1分

【足利事件】
――よろしくお願いします。
「はい」

――足利事件で服役していた菅家さんが今日釈放されました。
再審が始まる前の釈放は極めて異例ですが、総理の受け止めをお願いします。

「再審請求に関する、いわゆる司法手続きってのは、今から開始されるんだと思いますけれども、
私の知っている範囲で、これは極めて異例って言うけど、前例はないと思いますけどね。
まあいずれ、いずれにしても、無実の罪で十…七年? 
服役したというのは、こういったようなことはあっちゃいかん、つくづくそう思いますね」

――総理、似たようなケースがないとは言い切れない中で、
日本で再審請求が認められるのは非常にレアケースだと思いますが、総理はどうお考えですか。

「そうですねえ。あのー、今回の場合は、DNAの鑑定っていうのが大きなき、決め手になったんだと思いますけれども、
昔のDNA鑑定のいわゆる科学的なレベルと今のレベルとは全然、あの倍率がまったく違うことになってるんで、
そういったケースもあるんだと思いますが、これ一概に一般論としてちょっと答えるのは難しいです」

――総理、この件を受けて、冤罪防止のためにさらなる取り調べの可視化を求める
議論が強まると思いますが、総理のお考えをお聞かせ下さい。

「あ、可視化が、かの、必ずしも、それにつな、可視化にしたからといって
途端に、あの、よ、それが良くなるという感じはありません」

――総理、そうは言っても、無実の人が捕まって刑に服することはあってはならないことだと思いますが…。

「それ今答えた通りです」