一応書いておこうか。

「玄倉ダム」と呼ばれてはいるが、実際には小さな堰程度のものであったことは
これまでに何回も書かれている通り。
ttp://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/~agata/doc/20000414/Slides/Slide24.html
ttp://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/~agata/doc/20000414/Slides/Slide25.html
ttp://hydro.iis.u-tokyo.ac.jp/~agata/doc/20000414/Slides/Slide26.html

3番目のスライドを見ればわかるように、玄倉ダムの両側は切り立った崖なので、
あふれた場合にも水は他に流れようがなく、一気に下流に流れていくことに
変わらない。そして、流れる幅がほぼ変わらないことと、貯水量がそれほど
大きくないことから、あふれて下流に流れていく水の勢いは放流時とそれほど
変わらない。

何よりも、さんざん警告しても動かなかった被害者DQNたちに「ダムがあふれた
から早く逃げろ」と言ったところで、聞く耳を持たなかったであろうことは明らか。