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オーストリアケーブルカー火災事故

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2008/07/13(日) 01:14:47ID:JndESST/
オーストリアケーブルカー火災事故(オーストリアケーブルカーかさいじこ)は
2000年11月11日、オーストリアのカプルンにあるケーブルカー「Gletscherjet 2」の
トンネル内でおきた火災事故である。

この災害により155人が死亡、12人が生存した。キッツシュタインホルン(Kitzsteinhorn)の
スキー場に行く途中の事故であった。

ケーブルカーの概要
「Gletscherjet 2」はカプルンからキッツシュタインホルンまで走っているケーブルカーであり、
1974年に開通した。路線距離は3900メートルあり、うち3300メートルがトンネル部分である。
この路線は2つの線路に分かれており、一方はスキー客を山に運ぶ上昇用であるのに対し、
他方はスキー客が山から下りてくるための下降用のものであり、それぞれ最大180人を一度に運ぶことができる。


事故概要
火災は、トンネルに入ってまもなく上昇時には使われない下降時用運転席から発生した。
火災により非常停止してしまったケーブルカーから何とか脱出した乗客は少なくなかったものの、
『トンネルの構造から、火災現場を突っ切り下に逃げる方が助かる』事に気付いた者が
少なかったことが災いし、生還者僅か12人と言う大惨事となった。

なお、無事だったもう1両の車体調査から、原因は『運転席の暖房目的の為、
無理やり設置された家庭用ファンヒーターの故障』が引き金になったと言われている。


犠牲者と事故後の経過
死者計155人 オーストリア92人 ドイツ37人 日本10人 アメリカ8人 スロベニア4人
オランダ2人 イングランド1人 チェコ1人

事故後ケーブルカーの運行は再開されることなく、その後は24人乗りのケーブルカー「Gletscherjet 1」が
代替手段となった。また駅、トンネルは閉鎖され現在も使われていない。

2004年2月19日、オーストリア・リンツ高裁のマンフレッド・シュッツ裁判長は
会社役員、技術担当者、政府検査官ら16人に対して無罪を言い渡した。
シュッツ裁判長は火事を招いたという容疑の証明が不十分と主張した。
オーストラリアのノーベル賞受賞者、エルフリーデ・イェリネクは
この災害を題材として戯曲アルペンにて(原題:In den Alpen)を書き上げた。
0002名無しさん@お腹いっぱい。2008/07/13(日) 01:18:40ID:MlrnAzSL
2ちゃんでは中学生が、競技者とはいえ特に選りすぐられた選手達でもないのに
本場アルプスでスキーなんて贅沢だ、という論調だった
0003名無しさん@お腹いっぱい。2008/07/13(日) 22:47:09ID:???
確か慶応の女子大生が二人亡くなったんだったね。
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