「初恋」と「真犯人」の中身が似ているのは、ある意味当然だ。
それは、風間薫が「真犯人」を書いた理由が、
「中原みすずが本で書いたウソを正す」ということにあるからだ。

「真犯人」では、白バイに乗ったのはみすずではなく、兄の亮。
三億円を有力政治家に送りつけたのも、みすずではなく風間薫となっている。
それでも、全てを構想したのが岸という点は一致している。