ここ数年はドン浅田や飛鳥会など、同和関係の犯罪が明るみに出て、タブーが薄れてきてるけど
1996年に出版した一橋本にはXだからなあ、朝鮮関係が関与したかもしれないという推理は本に書けても、同和は無理だったんだよ
レディジョーカーはフィクションだからよかったものの、映画化は横槍が入って大変だったみたいだし
いかにタブーで、そこへの聞き込み捜査が難しかったか

それ考えると狭山事件の意味は大きい
あれで同和を疑う事=悪、同和を疑う事=危険、同和を疑う事=後でえらい目にあう、みたいなことになってしまった
警察も石川さん逮捕の間違いを認めて、さっさと謝っちまえば良かったんだよ
捜査のタブーがなければグリコ森永も違った展開になったかも知れない