主犯の小島とは、小学生及び中学生の時に同じクラスになった事がある。
小島はきわめて小心者だった。
決して、一人では、あんなヒドイ事は出来なかったはずだ。
しかも、ターゲットにしたのが、ほぼ同年代のカップルというのが、
小島の性格を物語っている・・・
もし、同年代の野郎ばかりの集団だったら、小島は逃げ腰になっただろう。
この事件は、東京で起きたコンクリ殺人事件と並列されて、
きわめて、冷酷無残なモノとされているが、
実情を語るならば、そういう事件を起こしてしまうのは小心者の集団である。
「これぐらいで許してやろう(やめておこう)」という歯止めがきかないのは、
いわゆる、日ごろ、男同士のケンカ等に不慣れで、
相手にこうしたら、相手がこうなる・・・という事を「体で学んでいない」のだ。
よくあるだろう?
とんでもない事件を起こした人間(=犯人)を実際に見てみたら、
「えっ? あんなに貧弱そうな人が?(あんな気の弱そうな感じの人が?)」と思った事が。
小島(小島及び他の連中)の場合も、まったくこの類である。