この様に、周りの人間は結構中途半端な情報を元にこの事件を語ります。
すると、当然そこには偏見や誤解が生じます。日産が恐れたのもそこです。
天下り社員が警察に同行した当時は、ここまで事件になるとは思っていなかったはずです。
なのに、揉み消しを図ろうとした理由は一体どこにあったのか・・・です。

栃木工場内から恐喝事件が発生し、その仲間に萩原が存在する。
その主犯格:萩原と同姓同名の社員が栃木工場内に存在し、
さらに、その同姓同名社員が労働組合の委員長をしていた。
ここからどれだけ多くの人が主犯:萩原=社員:萩原と誤解するだろうか…

そんな事も、揉み消しを図ろうとした理由だったのかもしれませんね。