宅間か・・・。
あれほどの悪いことをしたやつに、支持できる部分を探そうとしてしまうのはなぜだろう?

どうしてもやりたいことを、批難されてもいいという覚悟をもってやってのけたからかもしれない。
きっと俺は、そこがうらやましいんだろう。

彼の「どうしてもやりたいこと」が「絶対世間に受け入れられないこと」だったのは、なんともいえない悲しさを覚える。
心の中の自然な欲求が、圧倒的に反社会的な行為であるというのは、どういう気分なんだろう。