658.692ですが、私は自殺論者です。
でも他殺論者の疑問も最もと思う部分があるので、疑問点があれば質問してください。
私も分かる範囲で答えたいと思います。

それから他殺論者の主な根拠の一つは「血痕問題」だと思うのです。
確かに轢断地点より、北千住側に血痕があれば、「他殺か」と思ってもおかしくないです。
でもそれには無理があると思います。

血痕は「下山総裁のものではない」と思います。以下にその理由を書きます。

1.下山総裁には出血を伴う傷跡が無かった→これは検死した東京大学の桑島教授が認めています。
2.下山総裁の衣服には血痕がほとんどついていなかった→運んでいる時に垂れるなら大量の血液が衣服についているはず。
3.血痕はほとんど血液型も分かっていない→約50箇所ある血痕の中で10箇所程度しか分かっていない。
4.大量の雨によって、血痕は残されない。当日は23時頃から雨が降り、血痕があっても流されている。

上記のように下山総裁の血液であるということには疑問があります。
因みに、総裁は「出血死」ということをいわれていますが、桑島教授は否定しています。肺臓にはむしろ
血液量が多かったということですし、出血死を主張する古畑教授も「根拠は無い」と明言しております。