油の件だけは自殺説の代表作「下山事件全研究」でも歯切れ悪い、とのことだが
俺は「全研究」読んでないので、読まれた方ちょっと内容教えて。

ところで今、「造船疑獄」(昭和29年)を調べてるのだが、
検察の一連の捜査の中で船業界だけじゃなくて、
国鉄とその関連企業(日通、鉄道弘済会、日本交通公社)の利権&汚職問題もちょっとバレかけて、
それを船業界の方に捜査を向けさせてうやむやにしたような形跡があるんだ。

昭和24〜25年ごろには、鉄道弘済会を使って作った裏金を
シャグノンに贈賄して篭絡しようとしてたらしい。
柴田説の「下山総裁はGHQから送り込まれた汚職の番人」というのは結構正しいのではと思ってる。