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【国鉄】下山事件【総裁】

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0001名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
 下山事件―――――
1949年7月5日、時の国鉄総裁・下山定則が、出勤途中に公用車を待たせたまま三越日本橋本店に入り、
そのまま失踪、15時間後の7月6日午前零時過ぎに常磐線・北千住駅―綾瀬駅間で轢死体となって発見された事件。
松川事件、三鷹事件と共に、国鉄の戦後三大ミステリーの一つとして知られている。
また、「戦後史最大の謎」と言われることがある。
0488名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/02(日) 16:52:59ID:???
その夫婦が依頼どおりの証言をしていると仮定したなら、
煙草の件はドジをしたのか、総裁に関する情報収集不足だったのかもな
今となってはミスを犯したのか、そもそもの仮定自体が間違いなのかさえ分からない

話は変わるが長島勝三郎さんは元特高で、下山事件当時は連れ込み宿の主人か
こう言ってはなんだが随分と落ちぶれたものだね

0489名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/04(火) 08:25:37ID:K1lln42e
亜細亜産業が臭いと初めて言い出したのは
アサヒ芸能の昭和48年8月2日号の記事を書いた記者らしいけど
どんな根拠や証拠を示していたのか興味あるなあ。
0490名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/04(火) 12:56:40ID:???
ニコニコ動画の
「映像でつづる昭和史」 第三部 20年〜35年 3/4
という動画の中でほんの少しだけ下山事件の映像が見られる
0491名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/06(木) 23:46:35ID:Tb9kOSMV
>>488
落ちぶれたというより、民間に帰ったということだろう。
0492名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/09(日) 07:25:56ID:vx7NtNr1
末広旅館の主人が警察の元関係者で、下山事件を担当した捜査一課の関口由三主任
とも知り合いだったという情報はやはり元捜査一課の金井という人物から
「葬られた夏」の著者諸永裕司に雑談中に気軽な感じで伝えられている。
秘密にしておきたい重大な秘密だとしたらこんな形で伝わるだろうか?
0493名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/09(日) 12:35:04ID:pETP/HJ2
>>492
・既に、>>487に書いてあるような刑事のテストで、末広旅館証言の信憑性は地におちている
・周辺住民の目撃証言の数々がでっちあげであることも既に露見している
・事件から何十年も経っている(キャノン機関員ですら既に、ある程度は下山事件について話している)

これらに理由で、別に不自然とは思えないが
0494名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/10(月) 14:23:43ID:???
>>487
>長島フク・・・亜細亜産業の柴田宏と旧知

これは亜細亜産業が事件に関わったという大前提が正しかった場合にのみ意味のある情報ですね
0495名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/10(月) 15:38:26ID:???
矢板玄って地元じゃ科学者ってことになってるね。
http://www.city.yaita.tochigi.jp/html/osirase/syougai.files/yaitake/takeshi.html
そういえば最初は昭和電工に入社したわけだし。
0496名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/10(月) 23:22:08ID:bh/7HULk
闇に隠れた証拠
0497名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/11(火) 11:39:50ID:???
総裁が失踪してから駆けつけた刑事たちに下山婦人は開口一番
「自殺したんじゃないかしら」と話したらしいな。
0498名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/11(火) 20:34:26ID:???
>>497
刑事じゃなくて近所の少年
0499名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/11(火) 21:40:17ID:???
失踪当日は下山氏の長男が久しぶりに帰ってくることになってたらしいけど、
そういう日に自殺はしないよね普通。
0500名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/11(火) 22:05:47ID:???
>>497-498
http://members.aol.com/Tetsu220/201.html
これか
0501名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/12(水) 08:39:28ID:???
>>498
刑事にも言っているよ。

「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」より

それで、下山さんの奥さんから事情を聞いたんだ。すると、
「ひょっとしたら、自殺じゃないかしら。自殺しなければいいんですが…」というのさ。
せっかく意気込んできたのに、家人が自殺したかも知れないというんだな。
水をかけられたようなもんだ。気勢をそがれちまって…。奥さんに、そこでいったよ。
「そんなこというもんじゃありません」と口どめしたのさ。いま考えれば、
奥さんのこの証言をはっきり調書にとっておけば、他殺だなんてくだらない議論
がでてくるわけない。家族が一番よく知ってるわけだよ。
0502名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/12(水) 17:26:13ID:c05oK3DK
平成三部作が明らかにした貴重な事実のうち、
末広旅館の主人が元特高であり、捜査一課の関口主任とも顔見知りだったというのがある。
このことを初めて明らかにしたのは『葬られた夏』の諸永氏だが、
それが明らかになった元捜査一課の金井氏との会話部分は軽くさらっと4行程度で書かれているのみ。
主人が元特高であったこと、関口主任と知り合いだったことの意味をもっと突っ込んで
聞いてみてもよさそうだがまったくそんな記述はない。
またこの事実を当時の警察関係者(一課と捜査方針で対立していた二課も含めて)
が認識していたのかどうか、認識していたのならそれについて
どう受け止めていたのか、警察内部の見方を知りたかった。
諸永氏は元捜査二課で今も健在の大原茂夫氏にもインタヴューしているが、
彼の意見なども聞いてほしかった。
また、亜細亜産業の柴田宏氏と末広旅館の長島フクとのつながりについても
物証はひとつもなく、著者の母親の記憶にのみ基づいているというのも頼りない。
そもそも亜細亜産業が事件に関与していなければなんの意味もない情報だ。
0503名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/13(木) 11:50:30ID:f0UCMZ+a
どうにか、新しい資料は出てこないものかね。
ここまで闇に包まれた大事件も珍しい。
0504名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/13(木) 13:10:48ID:???
個人的な意見だが平成3部作は推測と妄想の占める割合が多すぎる。
推測をもとに、事件に深く関与したのではないかと実名で指摘された故矢板玄氏と、その一族の方々には正直同情する。
下山事件は発生から時間が経ちすぎているため、おそらく今後決定的な物証は出てくることはないだろう。
だから故矢板氏が事件に関与していなかったとしても、平成3部作によってかけられた疑いを晴らすことは難しい。
玄氏の弟の言葉を借りるなら”家名を汚”されてもそれを払拭できない。
特に森達也は矢板玄氏に関して、書かなくてもいいことまで本に書いていて
決定的な物証なしに論を進めているという自覚と、氏への配慮が欠けている。
0505名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/14(金) 08:15:56ID:???
>>487
旅館の女将が下山総裁らしき人物の服装等を妙に詳しく記憶していたことと
捜査員の服装を覚えていなかったことは、それぞれの状況が違うだろうから
仕方ないんじゃない?
小汚い連れ込み宿に相応しくないような紳士が来たら記憶にも残りやすいと思う。
死体発見後は何人もの刑事や新聞記者が連日のように押しかけていただろうから、
ひとりひとり服装を覚えていられないだろうし。
0506名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/14(金) 16:25:42ID:0J4xWbr6
三十四号文書との関連付けは
下山総裁の三越での不審な行動
0507名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/15(土) 10:47:16ID:???
>>494
なぜ、↓の方を見て見ぬふりするかね

>長島勝三郎・・・元特高の警察官で、捜査一課の関口主任とも顔見知り
0508名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/15(土) 16:00:09ID:???
他殺説の人は下山事件全研究も読んだ?
0509名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 02:24:02ID:???
平塚「下山事件はキャノン機関の仕業ではないかと言われているのですが・・・」
キャノン「・・・・・・・(こいつうぜー。マジで関係ないっての。勘弁してほしいわ。しばらく無視しよっと)」
平塚「・・・・・・・(ドキドキ)」
キャノン「・・・・・・・(間がもたねえ・・・、あっそうだ!話題を変えよう!)矢板玄という人物は知っているかい?」
平塚「名前なら知っています(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! )」
0510名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 09:23:15ID:pEKdnplC
「葬られた夏」読んだんだけどさ、他殺説・陰謀説に凝り固まった頭で取材しても意味ないんじゃないかと思った。
あんなんじゃどんな証言を得ようと他殺説に沿った解釈すると思う。
同じ他殺説でも矢田の本は面白いんだけどなあ・・・。なにが違うんだろう。人間や記者としての器の違いなのかな。
0511名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 15:01:47ID:???
>>508
逆にしつこく自殺説書いてる奴こそ、その本しか読んでないんじゃないかと思うんだが。
つうか、いまだに末広旅館の証言をあてにしてるやつがいるのにびっくり。
0512名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:22:23ID:???
>>510
矢田は自分でルミノール液振りまいて「血の道」を見つけたりしたくらいで、リアルタイムで事件の渦中にいた
んだから、文章やインタビューでしか事件を知らない諸永とは臨場感が違うだろ。

>>511
「末廣旅館の証言をあてにしてる」って言えば、他殺説でも「ヘビースモーカーの下山総裁が、末廣旅館で
1本もタバコを吸わなかった」ことが替え玉である証拠にされたりしてるよね。結局、自分の説に都合がいい
ところだけ引っ張ることではみんな一緒。
あと、「下山事件全研究」(古本で最低6千円、ふつう8千円くらいはする)読んでるくらいな香具師が、それより
全然手に入りやすい平成三部作に目を通してないわけがない。
平成三部作で下山事件に興味を持った人も、自殺説をバカにしないで、「下山事件全研究」と「下山白書」
(改造版と文春版)くらいは一度目を通した方が、この事件をより楽しめると思うよ。
0513名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:35:57ID:???
遺族が長年密かに持っていた総裁の遺書を公表するなど、そういったことがない限りは
自殺説の決定的事実は今となっては世に出てくる可能性は低い。
証言にしても、関係者の多くが鬼籍に入っている現在では新しい情報は得られないと見ていい。
だから自殺説を支持する新たな材料はほぼ「打ち止め」ということになる。
他殺説の場合、近年出版されたいくつかの書籍でも見られるように、
時の流れの中で埋もれてしまっていた人と人、組織と組織の繋がりなどを
当時の資料などから引っ張り出し、それを元にして
「理にかなったストーリー」を作り上げることは、想像力豊かな者にとってはそれほど難しくない。
例えば下山総裁が死んで結果として得をした人物に当時副総裁だった加賀山氏がいるが、
彼を黒幕として面白いストーリーを作れるかもしれない。
こういったストーリーは正誤の証明が難しく、結局は「言いっぱなし」になってしまいがちだが
他殺説が根強い理由のひとつがここらへんにあるように思う。
0514名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:47:28ID:???
>>512
>あと、「下山事件全研究」(古本で最低6千円、ふつう8千円くらいはする)読んでるくらいな香具師が、それより
>全然手に入りやすい平成三部作に目を通してないわけがない。

値段で勝手に決めつけかよ
0515名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:50:22ID:4gpO7hQ9
>>513
突っ込むのも馬鹿馬鹿しいけど、下山の遺書があるってのは一体どこから来てるのかね。
遺書は出てきていないが、実はあるのだ。それは遺族が隠しているのだ。
証拠はないが遺書はあるのだ。

もうね、お話になりません。
0516名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:53:15ID:???
>>515
あるとは一言も書いていませんが。
0517名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:57:51ID:???
>>516
↓あるのが大前提で書いてるじゃん。

>遺族が長年密かに持っていた総裁の遺書を公表するなど、そういったことがない限りは
>自殺説の決定的事実は今となっては世に出てくる可能性は低い。

ここまで書いておいて、突っ込まれると、あるとは一言も書いてないなんて言ってるようじゃ
インチキもいいところだよ。
0518名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:57:53ID:???
>>515
面白い読解力してるなw
0519名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 16:58:49ID:???
>>517
それのどこをどう読んだら、「あるのが大前提」になるんだよw
藻前さん面白すぎ。
0520名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 17:00:02ID:???
>>517
大前提で書いてませんが。
0521名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 17:03:32ID:???
>>520
「自殺説の決定的事実」と書いておいてよく言うね。
0522名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 17:12:46ID:???
>>510
「葬られた夏」は自殺か他殺かは白紙の状態からスタートしてるだろ。
証言でっちあげた「シモヤマケース」は論外としても
0523名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 17:38:24ID:???
>>512
>「下山白書」 (改造版と文春版)

どこで手に入るかな?
0524名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 17:54:15ID:???
「謀殺 下山事件」も今読むと情報の古さや詰めの甘さは感じざるを得ないな。
数十年前の本だから仕方ないけど。講談社版が長らく絶版だった後、下山ネタ再燃で
再刊されたものの、版元が新風舎だったってのも無理ないかなという気がする。
生前の斉藤茂男が矢田版を再構成して出せば、矢田版の帰結としてベターだったと思う。
0525名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 18:17:59ID:???
斎藤って確か矢田の弟子だったっけ?
0526名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 18:19:15ID:???
斎藤は共同通信で所属してる組織は違うよね
0527名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 18:47:35ID:???
斉藤は亡くなる前に諸永に資料を託している。
資料の流れはこんな感じではないかと。
矢田→斉藤→諸永
諸永は週刊朝日の若手記者で、現存していた(今は取り壊されている)ライカビルを発見したり
元キャノン機関員・ビクター松井との会談に成功したりとなかなか健闘している。
0528名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 22:11:31ID:???
だいぶ前のフライデーに総裁の遺体写真が載っていた
0529名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/16(日) 23:53:09ID:AmWoJKDA
>>521
513じゃないけどさ、
「例えば、遺書があったとして、それが公表されるなど・・・」
という意味であることは、
うちの小学生のガキでも理解できたんだがな。
0530名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/17(月) 00:17:48ID:KdJe79kD
これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。驚く結果をご覧いただけます。このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事がかなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。先を読むと、願い事が叶わなくなります。
@まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。まだ、先を見てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。

1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。 10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
0531名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/18(火) 00:48:05ID:???
>>529
たぶん、>>515=>>517=>>521みたいのが「車は確かにナッシュだった」とか捏造しちゃうんだよ。
日本語の読解力とか理解力が決定的に欠けてるから、自分自身の先入観も手伝って結果的に
ウソやトンデモを書いてしまう。自分ではそのつもりがないだけに始末に負えない。
0532名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 06:25:43ID:zmNiy2wG
嘘を嘘であると見抜けないと、下山事件のような不可解な事件の研究は不可能
0533名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 11:43:53ID:NnxqCIw4
『シモヤマ・ケース』が、憶測や捏造の記述が多いことはこれまで指摘されてき
ましたが、本当にいい加減だと思うのは、鈴木金属工業の話がでてくる部分で
工場が北区にあると言うのに「轢断現場から直線距離で2qも離れていない」
と書いてあります。地図を見れば解りますが轢断現場から直線距離で2q以内
のどの地点にも北区は当てはまらないはず。一体事件当時の鈴木金属工業は
どこにあったと言うのでしょう。知っている方がいたらぜひ教えてください。
0534名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 13:55:35ID:???
>533
http://www.suzuki-metal.co.jp/outline/index.html
昭和18年1月 北区赤羽に新工場取得、指定軍需工場となる
昭和20年8月 終戦により工場を赤羽に集約し、平和産業に転換
昭和21年2月 本店を王子区袋町(現北区赤羽)に移転

もし赤羽なら現場とは直線でも8kmはある。
ただし赤羽なら田端機関区は直結になる。
0535名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 14:22:41ID:NnxqCIw4
>534
早速ありがとうございます。参考になりました。
0536名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 16:48:09ID:???
下山事件と人員整理後の国鉄の状況が読めます。
   ↓
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/007/1192/main.html
第7回国会 労働・人事・運輸委員会連合審査会 第1号
昭和24年12月18日(日)

概要

加賀山総裁:
 国鉄の今年の売上高1,152億円で86億円くらい赤字だから
 組合の賃上げ要求、無理だわサーセンw

菊川国労副委員長:
 ちょw人員整理も受け入れてストも避ける方向で頑張ってるのにそりゃねーわ
 共産党からは、小さい要求すんなよとか攻撃されるし組合涙目w

堀木謙三:
 人件費より石炭費ほかの経費の増大が多くね?借入れでなんとかしたら?
0537名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 20:55:31ID:CWdfGTOZ
>>531
一番タチが悪いのは>>395
0538名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/20(木) 22:08:09ID:???
>>528
後から知って、ヤフオクもたまに覘いてるんだけど、
件のフライデーは出てないんだよね。
写真の内容、どんなんだったのか、教えてください。
0539名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/21(金) 07:00:43ID:O5rlqAUM
>>537
どんな奴かと思って見てみたら予想以上にタチ悪くてワロタw→>>395
0540名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/21(金) 19:35:51ID:5XmfR7P5
柴田さんのでは、結局、田中清玄氏が黒幕でビクター松井も関与しているということのように読めたのですが、皆さんの解釈はどうなんでしょうか??
0541名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/22(土) 07:43:11ID:PZOcob2r
珍しい記事を見つけたのでコピペ
ttp://www.chiba-shinbun.co.jp/0703_02.html#013
稲毛新聞報道10周年企画 【事件の裏側・連載シリーズ】
「下山事件」の取材記者の裏話(最終回)
事件の裏に隠された人間下山≠フ深い悩み
 GHQ(アメリカ総司令部)が下山に国鉄職員4万人の首切り≠示したのは、
表面的には国鉄経営の合理化が名目だったが、実は当時、日本の労働運動の中核
としてリードしてきた国鉄労組の切り崩しを狙ったものであることは明らかだった。
 下山にも十分にそれが分かっており、それだけにGHQと国鉄労組の板ばさみに苦しみ抜いていた。
 まして戦時中、国鉄職員を率いてビルマ戦線で鉄道敷設のため生死をともにした職員を、
単に合理化という名目だけで大量に首を切ることなど、下山の性格として耐え切ることができなかった。
 いかに下山が悩んだのか、いくつかを紹介したい。
 ある日、下山は東京駅にあった鉄道公安室に、芥川室長(後に参院事務総長)を訪れた。
職員首切りの悩みを話しているうちに、下山は机の上に出されたアイスクリームの、
自分の分を食べ終わった後、無意識に芥川の前にあったアイスクリームも食べてしまって、
ため息をつきながら話し続けたという。芥川は、下山の死後、この話をしながら
「あの時の下山さんの苦しみが、手に取るように分かった」と述懐している。

(つづく)
0542名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/22(土) 07:45:25ID:PZOcob2r
(つづき)

こんな話も残っている。
下山が無惨な、れき死体で発見された五反野の1軒の小さな旅館に、下山らしき人物が、ひとりでぶらりと訪れ
「ひと休みしたい」と言った。遺体となって発見される前日の夕方である。
 この宿の女主人が、興味ある話を残している。
「とても疲れた様子でした。顔色もすぐれませんでした。『立派な紳士が…』と、不審に思いましたが、
とにかく部屋にお通ししました。2時間か3時間ほどお休みになったでしょうか。お帰りになる時、
今でも印象に残ったことがあるのです。靴をお履きになるので、靴べらを差し上げたら『いいよ』
とおっしゃって、靴ひもを1本1本丁寧にゆるめ、上の方の4・5本を穴から抜いて足を入れ、
また丁寧に靴のひもを締め直すんです。随分、几帳面な方だなと思いました」。
 この靴ひもの結び方は下山氏のくせ≠セったが、家族以外に知っていた人は、まず、いなかった。
 この話は、この人物が下山総裁だったことを裏付ける、有力な証言≠セったとも考えられる。

(つづく)
0543名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/22(土) 07:46:51ID:PZOcob2r
(つづき)

ただ、下山総裁の心理を別の面から踏み込んでみると、なぜ、鉄道を愛し、
国鉄職員のことを考えていた下山氏が鉄路を血で汚す死≠自ら選んだのか?
 死を選ぶなら別の方法もあったのではないかという点である。
これも事件発生以来、自他殺両論の焦点の1つとされてきた。
 何者かによって、自分の意志でなく、死体となって置かれたという説。
愛する鉄路≠フ上で死ぬという説。両方とも理解できないことではない。
 この事件では、警視庁の事件担当警部の1人(他殺説)が、本庁勤務から東京上野警察署次長に
左遷≠ウれたり、いろいろ奇妙な人事異動が行われもした。
 下山国鉄総裁のナゾの死亡事件。その真相は結局、分からないままになってしまったが、
戦後日本の混乱期に頻発した奇妙な事件∞何らかの意図によって起こされた事件
の1つの典型的なものとして、風化させてはならない。
  (下山事件・おわり)
0544名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/22(土) 08:32:43ID:???
最初に死体を検死した東京都監察医務院の医師は、「常識的に轢死と考えるのが
至当」と自殺説をにおわせながらも、「自他殺の別は不明」と判断を回避。
一方、解剖した東大・古畑教授は「死後轢断」との鑑定を行った。
その理由として、体中にひどい挫裂創、打撲傷、擦過傷が数百カ所もあったにも
かかわらず、皮下出血つまり生活反応と呼ばれる所見がどこにもなかったこと
などが挙げられるようである。

当時は列車による轢死の解剖の症例が極めて少なかったが、たまたま事件直後の
昭和24年7月15日に三鷹事件が起こった。
この事件では生きている人が列車に轢かれたのに、即死した場合には皮下出血が
起こらないことがあると確認された。そこで、法医の間で、下山総裁の轢断が
生前か死後かの議論が起こった。結果、特殊な状況として「血圧ゼロ状態での
生前の損傷は出血を伴わない」ということが認められるようになった。
その時、そのような特殊な状況だったかは確実な根拠がないが、結局、自殺の
可能性が高いということで落ち着いている。
  ―支倉逸人著「検死秘録・法医学者の司法解剖ファイルから」を参考―
0545名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/22(土) 13:33:42ID:???
日暮里駅のトイレの「5.19下山缶」なんていう落書きを元にした、
下山総裁は半分に切ったドラム缶の中に入れられていたんじゃないかなんていう推理は不毛としか言いようがない。
0546名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/23(日) 03:32:41ID:XL10Za1J
>>545
俺は事件に興味持って以来この下山缶って落書きが妙に気持ち悪いんだよね〜
確かに不毛かもしれないが、誰がどんな意味で書いたのか?普通こんな文書落書きする?
もう一つの「下山を暁の下に眠らせろ」なら分かるが…
0547名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/23(日) 14:36:27ID:pQlex02n
最も賢い者は、真実を知りつつ嘘をばらまき富を得る
賢い者は、嘘を見抜き真実を知る
愚かな者は、金を払って嘘を買い、賢くなったと錯覚する
0548名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/23(日) 17:05:26ID:???
「下山罐」は単なる陽動じゃないかな、と思ってる。
0549名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/24(月) 02:49:32ID:???
事件の4ヶ月前の次点でも国鉄の整理人員数は確定してなかったみたい。
性急かつ強引にGHQに決められたのでしょうね。
つーかこの次点で自分が総裁にされて追い詰められるとは思ってなかったろうなあ下山さん。
   ↓

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/005/0016/00503190016002c.html
第5回国会 運輸委員会 第2号 昭和24年3月19日

○説明員(運輸次官 下山定則君)
 
この特別会計におきます人員の整理という問題は、今度九原則の実施を強行するという建前から、
その均衡のとれた予算という大きな原則から國有鉄道特別会計が今回独立採算制を採らなければ
ならないということになりまして、昨年度一般会計の補助金を貰つておりました三百億円というもの
が零になることになつたわけであります。
(中略)
從つて大雜把に考えても五百億の赤字が出るものを、とにかく独立採算制の下に
やるというところに追い込まれましたので、これをどうやつて收支のバランスを取るかと
いうことについてあらゆる角度から目下財政当局並びに関係方面その他と檢討中でございます。
(中略)
從つてこの特別会計におきまして、いわゆる今度の行政整理というものにつきまして、
一方これは独立採算制の観点もございまして、
まだ何万何千人という数の決定には至つておりません。
0550名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/24(月) 04:11:26ID:???
>>549
1949年(昭和24年)8月30日の古畑教授や中舘教授が、衆議院法務委員会
に参考人招致されたときの会議録もネットで探してみたんだけど、ないみたいだね。
0551名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/24(月) 06:36:22ID:farAJZ6/
>>548
陽動て何のための?w
0552名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/24(月) 10:00:45ID:???
柴田は、「×某」の名前を出さなかった、そしてこれからも出すつもりのないことの理由を
「客観的な物証が存在しなかったため」としているけど、じゃあ名指しで書いた矢板玄の場合は客観的な物証や、
決定的に示す証拠をなにか示せたつもりでいるんだろうか。そんなものは見当たらなかったんだけどなあ。
確かに矢板玄の名前は既に森達也が本に書いてしまっているけど、それを理由に「じゃ、まあいいか」と、開き直って実名を出したのか?
そもそも、森に亜細亜産業や矢板玄のことを教えたのは柴田だし、森のフライングに柴田の責任が全くないとは言えないと思うけどな。
0553名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/24(月) 10:04:22ID:???
ちょっと文章ミスったので訂正…

柴田は、「×某」の名前を出さなかった、そしてこれからも出すつもりのないことの理由を
「客観的な物証が存在しなかったため」としているけど、じゃあ名指しで書いた矢板玄の場合は客観的な物証や、
決定的な証拠を示せたつもりでいるんだろうか。そんなものは見当たらなかったんだけどなあ。
確かに矢板玄の名前は既に森達也が本に書いてしまっているけど、それを理由に「じゃ、まあいいか」と、開き直って実名を出したのか?
そもそも、森に亜細亜産業や矢板玄のことを教えたのは柴田だし、森のフライングに柴田の責任が全くないとは言えないと思うけどな。
0554名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/24(月) 13:33:38ID:???
>550
あったよー ┌(^o^)┘
A4で60ページ相当くらいあるので気合入れて読めー
   ↓

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/005/0488/00508300488035c.html
第005回国会 法務委員会 第35号
昭和二十四年八月三十日(火曜日)
    
        参  考  人
        (慶應義塾大学医学部教授)  中舘 久平君
        参  考  人
        (東京大学医学部教授)    古畑 種基君
        参  考  人
        (元名古屋医科大学教授)   小宮 喬介君
0555名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/25(火) 10:03:26ID:???
>>554
おおお、あったんだ! ないのかと思ってた。
これからじっくり読んでみます。教えてくれてどうもありがとう。
0556名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/25(火) 14:50:09ID:pHDovDOk
 週刊新潮編集部「マッカーサーの日本」中の「下山事件、二つの証言」には、G2公安課員ハリー・シュパック氏の
つぎのような証言がある。「事件から一ヶ月くらいたって、私は自殺≠フ線の報告書を出した。その結果、ウィロビー少将
のオフィスから、プリアム課長を通して私に与えられた指示は、他殺として扱え≠ニいうことであった。そこで私は田中総監
に会って、口頭で他殺として扱え≠ニいったら、田中はノー≠ニ答えた。田中はサムライで、誇り高い男だった。イヤだ、
同意できない≠ニハッキリ言った。田中は非常に困惑した表情でそういった。
 そこで、私と田中は歩み寄りを考えた。それは、では、必ずしも他殺ということではなく、自殺、他殺両方の可能性を含む
線を出そう。少なくとも、自殺とハッキリ明言はしない≠ニいうことに落ち着いた。――GHQの目的は、そのように扱うことによって、
共産党に圧力をかけることであった。この目的は、プリアムが私に言葉でそういったわけではない。しかし、当時の雰囲気は、
誰もが共産党の仕業だと思っていたし、公安課の空気からいっても、プリアムの意図は明瞭に読み取ることができた。冷血な
殺人者、腹黒い暴力者としての共産党……その印象を、人々の頭の中に残しておく必要があった。それは純然たる
政治的宣伝(プロパガンダ)である。自殺ではなく、他殺のニオイを残して迷宮入りにすれば人々がいろいろと憶測する。
その結果、共産党に力がかかる。そういう筋書であった。
0557名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/26(水) 15:43:41ID:bF3N/3Xc
「日本の熱い日々」はここで無料で見れますよ
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00026/v02647/
0558名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/26(水) 15:47:39ID:bF3N/3Xc
「日本の熱い日々」はここで無料で見れますよ
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00026/v02647/
0559名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/27(木) 08:16:08ID:k7E+oR7Y
「事件から七ヵ月後に46歳の若さで不審死を遂げた」とか書かれてる山本機関士だけど、
若い頃に、水戸機関区で世話になった下山氏を不可抗力とはいえ轢いてしまったストレス、
警察での連日の執拗な取調べ、人員整理直後の休みなしの激務、等から胃潰瘍になって
手術の甲斐なく亡くなってる。不審死でもなんでもない。
0560名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/27(木) 13:44:11ID:???
>>557-558
ありがとう。
小学生の頃、下山事件に興味を持ったのだが、そのきっかけが
この映画だったということがはっきりしたよ。
もちろん当時は占領軍とか謀略とか、まるで意味がわかってなかったんだけど、
この事件の持つ不気味さと怪しい魅力は小学生にもしっかり伝わった。
夜中に光るルミノール反応、ヘリから落とされる男、轢断を目の前にして
悲鳴をあげるシーンなどは、鮮烈に頭に焼きついていた。
0561名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/27(木) 21:04:09ID:???
>557
久しぶりに見た。日本が熱いというより仲代熱過ぎw
末広旅館の女将役の菅井きん、やっぱこういう役は菅井きんだな。

平成三部作もこんな感じで映像化してほしいな。
森さん、名誉挽回も兼ねてどうでしょうか。
0562名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/29(土) 00:28:37ID:???
自殺説でも他殺説でもいいから、もっと意見がポンポン出ないかなー
0563名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/29(土) 01:30:14ID:???
>>557
とりあえず録画してDVDに落とした。
土日でじっくり見る予定。
0564名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/29(土) 20:35:21ID:zIkdcdC6
興味深いスレだ
0565名無しさん@お腹いっぱい。2007/09/30(日) 02:01:39ID:???
一九八一年から平沢弁護団の団長を引き受け、第十九次再審請求の担当者でもある遠藤誠弁護士は、
一九八六年に刊行した著書「帝銀事件裁判の謎」で、「犯人は諏訪中佐」と名指しし、「犯人の
名前まで分かっておきながら」放置し、無実の平沢を捕らえたのはGHQの圧力だと論じた。以前から
諏訪の名は事件研究家の間でひそかにささやかれていたが、平沢の弁護士が公然と名指しし、
再審請求にも持ち出したことで人権問題に発展しかねない局面を迎えた。
 
0566kmkmkm2007/09/30(日) 23:38:44ID:s7nbN6TO
個人的には自殺(もしくは事故死)だと思うけど!
0567名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/01(月) 21:27:06ID:0Bq5DOWD
>>557
初めて見た。ありがとう。
確かに仲代熱いなw

事件とは関係ないけど、新聞記者ってあんなにいばって取材するものなの?
旅館の女将とのやりとりはまるで捜査員と被疑者だった。
0568名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/01(月) 22:08:41ID:???
>567 
昔は出身、職業あるいは収入による社会的なステータスの差は
今よりはるかに大きかったから、あんなもんじゃないのかな。

ところで、下山総裁の遺体発見の翌日の国会議事録ハケーン!
はっきりと樋貝詮三大臣(当時警察専任らしい)が他殺説前提で話をしております。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/005/0488/00507070488032c.html
第005回国会 法務委員会 第32号
昭和二十四年七月七日(木曜日)

○梨木作次郎 (注:衆議院/共産党) 
ところでその轢死体が下山國鉄総裁であるということが確認されたということになりますと、
それがはたして自殺であるか他殺であるかということが問題になつているのでありますが、
今のところ政府はどういうように観測しておられるのであるか、これを伺いたい。

○樋貝國務大臣 
自殺でないというふうに考えております。
その点は当時総裁が失踪した前後の状況から考えましても、
それから死体発見の状況から考えましても、
自殺ではないという終局的な考えを持つております。

さらに進んで檢察側でも、本日の新聞で見たところですが、
他殺の疑い十分であるということを申しておりますが、これは新聞の報道であります。
ただいま政府といたしましては、自殺ではないだろうということを考えておるような次第であります。


参考:当時の吉田内閣閣僚
http://www.promised-factory.com/100years_after/cabinet/yoshida3-01.html
0569名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/01(月) 22:50:16ID:???
こんなのもあった。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/006/0488/00611190488008c.html
第006回国会 法務委員会 第8号
昭和二十四年十一月十九日(土曜日)

こんな内容
  ↓
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Q:(昭和24年)十月二十九日に、国鉄信濃川送電線が何者かによつて妨害された。
  右翼系統の人間が犯人みたいだけど、最近右翼が密輸で資金稼いでは
  それを元にいろいろな事件を起こしてる様だ。下山事件もその手の事件じゃね?

A:占領軍が「この事件はこっちで調べる」と決めたから、日本は捜査権ないんだよねー。
  だから詳しいことはわかりません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「下山事件・最後の証言」 の文庫版加筆部分に「国鉄電化利権」「東芝」というキーワードで
下山事件と松川事件に“電気事業”を通じ、ある種のつながりがあるのを示唆してあったけど、
上記議事録でも“電気”が絡むのは単なる偶然だろうか・・・
0570名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/02(火) 01:00:17ID:VcEu1Rrv
昔、白黒の映画みたな
他殺説でGHQという推理になっていた
0571名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/02(火) 02:47:25ID:RO30dRZr
>>559
そういうのがあるから信用できないんだよね、陰謀論の本て
0572名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/02(火) 03:29:05ID:FXssccgG
この事件のドラマ面白かったな。
前編・後編あったけど、残念ながら後半しかビデオにとらなかった筈。
テレビで未だにやらないのが、悔やまれる(たぶん自分が見たのは再放送かもしれない)。
0573名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/02(火) 07:03:05ID:???
世に陰謀論の種は尽きない。
困った事に少し事情に通じる様になりだすととたんに陰謀論に巻き込まれ易くなる。
何の為の知識か、と思う事しきりである。
少なくとも広瀬隆の本が売れたのはもう十何年前の話だ。
今思うと、あの頃の世界は陰謀だらけだった。
それは陰謀論にリアルを感じる人々が多かったという意味だけで、実際にどんな陰謀が駆け巡っていたうんぬんは関係ない。
何故なら今も昔も世に知られない社会的陰謀などないはずはないからだ。
それに過剰反応し妄想的物語と世界の事実の一断片を繋ぎ合わせて陰謀論は形成される。
そういえば広瀬隆の本に火が点いたのは芸能、音楽といった業界筋からだった。
ウィー・アー・ザ・ワールド、ライブ・エイド的正義感が雪崩をうって陰謀論に巻き込まれていった。
あの頃からカルト的新興宗教に対する風当たりはあったが、文化人や先端的(とされた)業界人からはなぜかやや好意的な評を受けていた。
そういえば、ある種の新興宗教集団は常に陰謀論を語り続け、世間に警鐘を鳴らすというスタンスを採り続けた。
そうした集団に対する世間の意識や、極端なオカルト陰謀論を信ずる風潮は変わった。
しかし未だ陰謀論を受け入れるこの社会の素地は変わっていない。
久々に大澤真幸『虚構の時代の果て』を読みながらその思いを強くした。
0574名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/03(水) 20:53:55ID:???
時効直前の昭和39年の国会議事録。この時点でさえ自他殺は不明ということになってる。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/046/0488/04604030488022c.html
第046回国会 法務委員会 第22号
昭和三十九年四月三日(金曜日)

○志賀(義)委員:下山事件の捜査はまだ続けておられますか、打ち切られましたか。

○日原政府委員:下山事件につきましてはまだ捜査中でございます。
 現在のところ、自他殺いずれとも判断は得られておりません。

○志賀(義)委員 そうしますと、文芸春秋と中央公論に出ました警視庁の捜査の結果、
 自殺説ということは必ずしもいま警察当局ではとっておられない、
 かように伺ってよろしゅうございますか。

○日原政府委員 この問題につきましては法医学者の間にも両論ございます。
 また捜査当局の中にもいろいろ考え方があると思うのであります。
 いずれにいたしましても、現在のところ、はっきりした判断を下しておりません。

○志賀(義)委員 刑事局長に検察庁のことを伺います。
 検察庁が下山事件を殺人事件として初めから捜査していることは、
 もう天下周知の事実であります。そうですね、いかがでしょう。
 ――うなずかれたか、確かにそうでしょう。
0575名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/04(木) 09:07:34ID:AVfWYeYE
「そんなことありゃしませんですよ。第一、油を追ってみたって、犯罪のニオイはまったくしてこないんですからね。
これは、あの血痕と同じですよ。だいたい転勤問題が出たのは、私が、坂本部長と松本課長を相手にケンカを
はじめたからです。これは、妙な事件がありましてね・・・・・・それでケンカになっちゃったんです。だから、私の転勤に、
下山事件はからんでいません。もうあの時期は、他殺の情報もあまりなくなっていて、松本(清張)氏のいうような
事態じゃなかったんですから」

「松本さん(松本清張)はね、GHQが、自殺にしろ≠ニいってきたのではないか、としつこく聞いてきましたよ。
あとで、電話もかけてきたんじゃなかったかなあ。そんなことはない、といったってきかないんですよ。自殺の線を押し
つけるなら、他殺の捜査をしている僕のところへ、なにかいってこなければならない。そんなことありゃせんのですよ。
それを松本さんのは見当違いの見込捜査でやってくるんだから、困っちゃうんですなあ」

「たいがいの事件は、追っかけているうちに、どこかで犯罪のニオイがするもんですが、あの下山事件だけは、
どこまで追ってもそれがにおってこなかったですね」


以上は、捜査二課二係長の吉武辰雄氏の言葉
こういう吉武氏の姿は他殺説の書籍には決して書かれていない
0576名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/04(木) 17:50:09ID:???

真相は自殺、の場合、なぜ政府筋も米国筋もそれでは都合が悪いんだろう?
共産党のせいにしたいから、という以上の理由がないとなんか納得できないんだが・・・
0577名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/04(木) 19:46:04ID:Ti+V+FdM
>>576
共産党のせいにすることはおかしくないですよ。現代とは違うのです。

1949年はじめの総選挙では共産党が30議席以上の躍進をします。
中国では共産党の優勢がはっきりし、朝鮮半島は南北の対立が激化します。
ソ連を含めて、極東アジアでは共産勢力が優勢だったのです。
実際、一人当たりのGNPでは、北朝鮮が韓国を上回っていたのです。今では考えられませんが・・。

そのような状況で、日本まで共産勢力が席巻していれば、アメリカは極東からはじかれます。
実際、アメリカは極東は諦めて、ヨーロッパに集中すべきという意見もあったのです。

そういう中で、共産勢力は「下山総裁を殺害した」というプロパガンダは有効な武器になったのです。
だから警察内では「自殺説」でまとまっていたのですが、政府やGHQは「他殺説」を望んだのです。

政府は事実はどうであれ、「他殺説=共産勢力が殺害した」という図式にしたかったのです。

因みに私は共産党は大嫌いです。でも事実は事実ですから。
0578名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/05(金) 18:51:52ID:???
>577
回答サンクスです。

と、すると三鷹、松川、あるいは帝銀の様に犯人をデッチ上げることを
あえて警察がしなかったことにはどんな理由が考えられるんでしょうか?

0579名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 00:50:12ID:EGxDsaww
>559
ほんとだ…。不審死したって書いてあった・・・。なんでわざわざそんなことそんなふうに?
0580名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 13:50:05ID:5zDgP8eq
下山総裁は写真によって結構顔が違って見える
0581名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 14:59:15ID:???
「自殺、他殺のどちらか」に決め付けてるのが、庶民の発想の貧弱さを物語ってるな。
真実は「事故」
証拠はメガネ、現場で発見されていないし、宿でもつけていなかった。
つまり、早々にメガネをなくしてしまってたってこと。
ど近眼の下山はもう車に戻ることもできず、メクラ状態で半日以上歩き回っていた。
そして道路だと思って歩いていたのはなんと線路上だった。

アメちゃんや政府にとっては他殺の方が都合がいいのではっきりとは言わず、庶民がいろいろ詮索するのをニタニタしながら見てただけ。
0582名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 15:14:40ID:???
>>581
3点。
0583名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 15:23:05ID:???
だめだよ釣りに反応しちゃ
0584名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 16:57:01ID:kNqqY5zC
国鉄の島さんは、下山総裁と親交が深かっただけにショックだったろうに・・・
0585名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 20:58:26ID:???
共産党なんて結局はコミンテルンの工作機関なんですが…

今や堂々とご立派な政策の政党らしいですがね
0586名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/06(土) 22:26:34ID:???
柴田本にのってた亜細亜産業の社員旅行?写真に
「右から2人目は白洲次郎か」とかいてあるけど、
あれ白洲には見えないのだが、おまいらはどう感じましたか。

まー白洲はうさんくせーから一緒に居ても不思議はないと思うけど。
0587名無しさん@お腹いっぱい。2007/10/07(日) 01:01:24ID:???
うん、白洲次郎には見えなかった。
確かに周囲から浮くほどのかっこいいおっさんが写ってたけど、なんか違う感じ。
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