【国鉄】下山事件【総裁】
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0001名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG1949年7月5日、時の国鉄総裁・下山定則が、出勤途中に公用車を待たせたまま三越日本橋本店に入り、
そのまま失踪、15時間後の7月6日午前零時過ぎに常磐線・北千住駅―綾瀬駅間で轢死体となって発見された事件。
松川事件、三鷹事件と共に、国鉄の戦後三大ミステリーの一つとして知られている。
また、「戦後史最大の謎」と言われることがある。
0461名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/09(木) 19:17:14ID:fNB55w2a油の分析に関しては、鹸化数でやっており、機関車の油とは異なる
というのは明確に出ているよ。また、植物油を混ぜているケース
があったからといって、それが轢断機関車に使われていたという
証拠はない。その意味では轢断機関車の油をチェックして調べて
出されている結果を尊重すべきではないかね。
また、轢断前に総裁が横たわっていたと考えられる場所のレール、
枕木に大きな油染みがあるということは総裁の体に付着していた
ものがレール等に付着したと考えるべきだろう。
また、総裁の上着の内側には微量のぬか油が付着していたが、
外側には付着していなかった。機関車からの付着というには
無理がある。
しかし、総裁が着ていた下着に関しては、機関車が牽引していた
貨車の車軸に巻き付いて水戸まで行っており、これからはちゃんと
鉱物油とぬか油の両者が検出されている。
鑑定書は秋谷が書いたかどうか、あるいは部下の助手が書いたか
どうかはわからんが、一緒に作業しているスタッフが合同で書いて、
秋谷が最終的にチェックしたということも考えられるが、それに
対して何の問題もない。
下山油がぬか油と決定されたのは鹸化数で判断したのであって、
そのときトウモロコシ油でも同等の鹸化数だったが、当時は
トウモロコシ油は全く世の中には出回っていなかったので、
ぬか油にしたのであって、理論値通りだからというわけではない。
また、いろいろ科学実験や機器を使って測定した経験があれば、ほぼ
理論値どおりに出るケースのほうが圧倒的に多いというのが解るがね。
(まあ当たり前のことだが)
0462名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/09(木) 21:31:19ID:fNB55w2a昭和25年の衆議院会議記録の中に電力再編成に関する利権の
問題が見え隠れしていて興味深い。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/008/1294/00811201294018a.html
0463名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/09(木) 22:13:11ID:fNB55w2a>血だって、線路の下は敷石なのだから、石と石との間を伝って下層に
>吸収されて、尚且つ数時間にわたって雨、しかも中途は豪雨だったら
>表面は洗い流され地中に染み込んじゃうわな。
>線路の下に穴を掘ってまで、現場検証したという話ってある?
もう少しちゃんと調査して欲しいな。
東京地検では約2ヶ月後の9月14日に線路の下の土を最深で
115cmまで掘り下げて調査しているよ。いずれの場合もベンチ
ジン反応で有効な血液反応は出なかった。
0464名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/09(木) 23:16:39ID:???頼むからちゃんといろんな本を読んでよ。
まず、「秋谷鑑定」では轢断機関車の油をチェックしたわけじゃない。無関係な機関車を調べただけ。
その意味では、佐藤がやったこととそれほど変わったことをしてるわけではない。
それから、「秋谷鑑定」を誰が書いたかっていう以前に、「秋谷鑑定」と現在呼ばれているものが
どのようにして世に知られたかということが問題。要するに、「秋谷鑑定」として世に知られている
ものは、単に週刊誌に「これが秋谷鑑定だ」として掲載されたものであって、裁判にきちんとした
鑑定証拠として提出されたものではない。誰が書いたかなんてのを問題にしてるわけじゃない。
…こういう香具師が書いたことも、後々「下山事件に関する事実」として流布しちゃうのかなあ。
森達也にナッシュ47型に関する証言を捏造された柴田さんの気持ちがちょっとわかる気がした。
個人的には他殺説寄りなんだけど、こういう香具師が「自殺説を唱えてるのはアフォ。他殺に
決まってる」みたいな書き込みをしてるのを見ると、自殺説にちょっと肩入れしたくなってしまう。
0465名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/09(木) 23:33:30ID:fNB55w2a>まず、「秋谷鑑定」では轢断機関車の油をチェックしたわけじゃない。無関係な機関車を調べただけ。
そのソースは?
”謀殺 下山事件”の矢田は東大法医、裁判科学のチームに密着して
いて報告を書いている。
”機関区では、おりから入庫していた轢断機関車D51561機関車の下に
入り、D51がつかっていた車軸油や転輪についていた鉄粉、ゴミを
まじえた油を布でぬぐい取りもした” (講談社刊同書 P.153より)
0466名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/10(金) 08:04:29ID:???なんだかなぁ。。
0467名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/10(金) 13:27:29ID:???ああゴメン。書き方が悪かったね。確かに誤解されてもしょうがないや。
確かに「秋谷鑑定」で出てくる機関車は、下山総裁を轢断したD51 561機関車だ。
でも、「秋谷鑑定」には、「1ヤールの木綿地をもって」「車両底部のあらゆる個所を拭いて得た油量」
が「4.5cc」と明記されている。この「4.5cc」というのは「重要な意味を持つ」と強調されているし、
その後の記述にも出てくるからミスプリではない。しかし、4.5ccというのは、普通のスプーン1杯
にも満たない量で、あのデカイD51の底部にそれしか油がないというのは常識的に考えられない。
実際、佐藤一が同型のD51機関車5台を拭き取り調査したところ、得られた油の量はそれぞれ
97g、77g、51g、88g、78g(これは抽出した油の量で、付着物自体はもっと多い)だった。油の
比重は0.9なので、ccに直すとそれぞれ1割り増し、ということになる。これと「4.5cc」を比べれば、
12倍〜23倍ということになる。
しかも、佐藤は「あらゆる個所を」拭き取ったわけじゃない。機関車の一部しか拭き取っておらず、
面積比で考えるとこの10倍以上、「4.5cc」の200倍をはるかにこえる量の油が機関車下面には
存在するとおもわれる、としている。
佐藤の書くことを全面的に信用するわけじゃないが、D51下面の油の量がスプーン1杯というのと
1リットル近いというのでは、個人的には1リットルの方が実感に合っていると思う。
要するに、「秋谷鑑定」に出てくる「4.5cc」というのが事実であれば、好意的に解釈してもそれは
既に洗浄・再整備されてしまった機関車を調べたということであって、事件当時の「轢断機関車」
を調べた結果とはとても言えないということだ。
ましてや、「鉄粉、ゴミをまじえた油を布でぬぐい取りもした」と記述される状態で4.5ccというのは
とても考えられない数値で、矢田は本当に現場を見て書いたのか、ということになる。
その意味で、佐藤がやった実験とそれほど差があるとは思えないし、特にその「4.5cc」をもって
「量だけで考えても下山油は機関車の油ではない」という証拠とするのは明らかな間違い。
0468名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/10(金) 20:57:08ID:dGVwERkjその油の量で下山の衣服や線路上に大きな量が付いていたもの
(以下、下山油)と機関車の油を比較して、それが決め手だと
言っている秋谷鑑定のソース(週刊誌ネタとのことだけど)を
明確に教えてもらえないかな?
俺がチェックした秋谷鑑定は、秋谷の裁判化学教室に机を持って、
他のメンバーと鑑定を手伝っており秋谷自身が助手と呼んでいた
矢田のレポートと、文藝春秋の昭和48年8月号に載っていた東
京地検+捜査2課のレポートだけで、寡聞にしてそれ以外は知ら
ないのでね。
そのいずれもが、量によることは述べていなくて、それぞれの油
の屈折率の違い、鹸化数、酸化数による違いの化学分析で機関車
に使われている油と、下山油との違いを明確に述べていて、その
量に関することでの判断に関しては、全く触れられていないんだ
けどね。
0469名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/10(金) 23:21:53ID:???「週刊誌」っていうのはこれも俺のミスだった。スマソ。
ご指摘の通り月刊誌である文藝春秋の昭和48年8月号に、「機密文書・下山事件捜査報告」として
掲載されたもの=通称「秋谷鑑定」のこと。
その「秋谷鑑定」の中に、先に引用した4.5g云々の後、「轢断車でつき得る車両油はD51651の車底
から採取した量4.5gで判る通り、すこぶる微量である」という記述がある。
その記述を元に、例えば斎藤茂男は「教授がサラシの布をもって下山氏を轢断したのと同型のD51
機関車と貨車の下にもぐって、くまなく油をふきとってみたが、わずか数グラムしか検出できず、
これに対して下山氏の衣類に付着していた油は163.8グラム。(中略)これは明らかに轢断現場で
付着したものではない」と論じている(『夢追い人よ』)。また、柴田本でも、「機関車には、これほど
大量の油は使用されていない。実際に秋谷教授は同型のD51機関車や(原文ママ)貨車の下に
潜り込んで布で油をぬぐってみたが、数グラムしか検出できなかった」(『下山事件 最後の証言』)
として、他殺説の根拠の一つとしている。
確かに「秋谷鑑定」そのものは油の量をもって云々とは直接論じていないが、「すこぶる微量である」
という言い回しで、油の量が決め手の一つであると「示唆」している。それを受けた他殺説論者の
著作では、より明確に油の量を問題にして、他殺説の論拠の一つとしている。
それは明らかに違うだろ、ということ。
前にも書いたけど、俺自身は他殺だと思っているし、柴田本で指摘されている犯人像はかなり
核心をついているんじゃないかと思う。でも、だからといって、自殺説で提起されている疑問点を
ないがしろにしていいというものでもないと思うんだよね。
0470名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/11(土) 01:21:01ID:???あんまり違いはないけど。
0471名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/13(月) 15:13:44ID:mR3eS/Xd0472名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/13(月) 23:24:06ID:???しかし今さら物証が出てくるわけでもなし、完全解明はできないだろうな。
0473名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/14(火) 09:32:49ID:???つうか単行本の時よりは文庫の方がより分かりやすく犯人を示唆してるね
実行犯と矢板や柴田宏がどう動いたかまでは分からないけど
今度休み取れたら矢板まで逝って見ようと思う
矢板邸は今資料館見たくなってるらしいから
0474名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/20(月) 11:12:50ID:qnrJOKl/0475名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/21(火) 22:50:31ID:???0477名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/27(月) 14:53:27ID:BIIaeUHBでも、メ〜としか、答えられなかったらしい。
0478名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/28(火) 09:48:50ID:???0479名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/29(水) 23:50:30ID:???0480名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/30(木) 13:10:08ID:???死後轢断なら線路上まで死体を運ぶのも一苦労だったはずだし。
もっと楽に自殺に見せかける方法はないのかな。崖から海に落とすとか。
替え玉工作も返ってボロが出やすいように思うけど。
0481名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/30(木) 14:45:03ID:???っていうのが、ポイントでしょう。
0482名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/31(金) 01:28:28ID:???この事件の場合、殺した側は自殺に見せかけるつもりはさらさらないだろ。
GHQ側、共産党どちらがやったにせよ。
0483名無しさん@お腹いっぱい。
2007/08/31(金) 12:54:25ID:???0484名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/01(土) 08:21:28ID:???20)より一部抜粋
ttp://www.ohmynews.co.jp/news/20070531/11665
元はといえば、法医学の権威とされた古畑種基・東大教授が傷
口に生活反応がないとして死後轢断(れきだん)と鑑定したの
が始まりで、警視庁で知能犯や労働事件を担当していた捜査2
課と朝日新聞がこれを支持して殺人説を唱(とな)えた。これ
に対して自殺説をとった中館久平・慶大教授を警視庁捜査1課
や毎日新聞が応援したため、世論を2分する論争となった。疑
惑が疑惑を呼び、松本清張の米軍謀略説も有力視され、昭和史
の黒い霧とも騒がれた。
しかし、最近ではスピードの速い列車に轢断された場合、生
活反応が現れなくても不自然ではないとするのが法医学の常識
とされている。古畑説は法医学的には否定され、自殺は間違い
ないとされている。推理と憶測を交えた当時の報道が、誤解を
与え、混乱を煽(あお)った面は否めない。
0485名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/01(土) 08:22:27ID:???ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E7%95%91%E7%A8%AE%E5%9F%BA
古畑種基(ふるはた たねもと 1891年6月15日 - 1975年5月6
日)は法医学者。三重県出身。東京大学医学部名誉教授。ABO
式血液型の研究に多大な功績を残す。科学警察研究所所長を務
め、科学捜査の研究に寄与する。日本の法医学の草分けの一人
。 反面、死後、その鑑定について専門家から多数の疑義が上
がり、一部には「捏造」も指摘され、それを受けて岩波書店は
その著書を絶版とした。その業績評価については、まだ事実関
係に不明な点が多く、現段階では微妙である。
下山事件
国鉄総裁であった下山定則の法医解剖を指揮し、他殺説を根拠
づける死後轢断という鑑定結果を提出し、慶応大学の中館久平
教授が生前轢断説を持ち出して、長い間マスコミをにぎわせて
、数人の医学者がコメントを出した。後日、衆議院法務委員会
にて古畑教授は、「自殺とは否定できない」と弱気な発言をす
る。1964年、他殺か自殺か不明のまま時効成立。
0486名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/02(日) 13:12:56ID:???もし女将長島フクや夫の長島勝三郎が事実を捏造しているなら
煙草を吸っていたと証言するんじゃないだろうか。
物証としての吸殻を出したくなければ捨ててしまった、
もしくは燃やしてしまったと言えばいいだけだ。
0487名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/02(日) 14:36:56ID:+F+tQvao長島フク・・・亜細亜産業の柴田宏と旧知
これだけ、あからさまに関係者がやってる旅館の証言だから信憑性もへったくれもない。
替え玉が泊まった、泊まらなかったに関わらず、自殺説に都合の良い証言を
依頼通りに喋っただけだろう。
長島フクは、やけに詳しく服装等の特徴を覚えているので、後に「昨日きた刑事の服装は?」みたいな
テストをかけられると全然ダメだったというし。
0488名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/02(日) 16:52:59ID:???煙草の件はドジをしたのか、総裁に関する情報収集不足だったのかもな
今となってはミスを犯したのか、そもそもの仮定自体が間違いなのかさえ分からない
話は変わるが長島勝三郎さんは元特高で、下山事件当時は連れ込み宿の主人か
こう言ってはなんだが随分と落ちぶれたものだね
0489名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/04(火) 08:25:37ID:K1lln42eアサヒ芸能の昭和48年8月2日号の記事を書いた記者らしいけど
どんな根拠や証拠を示していたのか興味あるなあ。
0490名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/04(火) 12:56:40ID:???「映像でつづる昭和史」 第三部 20年〜35年 3/4
という動画の中でほんの少しだけ下山事件の映像が見られる
0491名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/06(木) 23:46:35ID:Tb9kOSMV落ちぶれたというより、民間に帰ったということだろう。
0492名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/09(日) 07:25:56ID:vx7NtNr1とも知り合いだったという情報はやはり元捜査一課の金井という人物から
「葬られた夏」の著者諸永裕司に雑談中に気軽な感じで伝えられている。
秘密にしておきたい重大な秘密だとしたらこんな形で伝わるだろうか?
0493名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/09(日) 12:35:04ID:pETP/HJ2・既に、>>487に書いてあるような刑事のテストで、末広旅館証言の信憑性は地におちている
・周辺住民の目撃証言の数々がでっちあげであることも既に露見している
・事件から何十年も経っている(キャノン機関員ですら既に、ある程度は下山事件について話している)
これらに理由で、別に不自然とは思えないが
0494名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/10(月) 14:23:43ID:???>長島フク・・・亜細亜産業の柴田宏と旧知
これは亜細亜産業が事件に関わったという大前提が正しかった場合にのみ意味のある情報ですね
0495名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/10(月) 15:38:26ID:???http://www.city.yaita.tochigi.jp/html/osirase/syougai.files/yaitake/takeshi.html
そういえば最初は昭和電工に入社したわけだし。
0496名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/10(月) 23:22:08ID:bh/7HULk0497名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/11(火) 11:39:50ID:???「自殺したんじゃないかしら」と話したらしいな。
0498名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/11(火) 20:34:26ID:???刑事じゃなくて近所の少年
0499名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/11(火) 21:40:17ID:???そういう日に自殺はしないよね普通。
0500名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/11(火) 22:05:47ID:???http://members.aol.com/Tetsu220/201.html
これか
0501名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/12(水) 08:39:28ID:???刑事にも言っているよ。
「刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史」より
それで、下山さんの奥さんから事情を聞いたんだ。すると、
「ひょっとしたら、自殺じゃないかしら。自殺しなければいいんですが…」というのさ。
せっかく意気込んできたのに、家人が自殺したかも知れないというんだな。
水をかけられたようなもんだ。気勢をそがれちまって…。奥さんに、そこでいったよ。
「そんなこというもんじゃありません」と口どめしたのさ。いま考えれば、
奥さんのこの証言をはっきり調書にとっておけば、他殺だなんてくだらない議論
がでてくるわけない。家族が一番よく知ってるわけだよ。
0502名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/12(水) 17:26:13ID:c05oK3DK末広旅館の主人が元特高であり、捜査一課の関口主任とも顔見知りだったというのがある。
このことを初めて明らかにしたのは『葬られた夏』の諸永氏だが、
それが明らかになった元捜査一課の金井氏との会話部分は軽くさらっと4行程度で書かれているのみ。
主人が元特高であったこと、関口主任と知り合いだったことの意味をもっと突っ込んで
聞いてみてもよさそうだがまったくそんな記述はない。
またこの事実を当時の警察関係者(一課と捜査方針で対立していた二課も含めて)
が認識していたのかどうか、認識していたのならそれについて
どう受け止めていたのか、警察内部の見方を知りたかった。
諸永氏は元捜査二課で今も健在の大原茂夫氏にもインタヴューしているが、
彼の意見なども聞いてほしかった。
また、亜細亜産業の柴田宏氏と末広旅館の長島フクとのつながりについても
物証はひとつもなく、著者の母親の記憶にのみ基づいているというのも頼りない。
そもそも亜細亜産業が事件に関与していなければなんの意味もない情報だ。
0503名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/13(木) 11:50:30ID:f0UCMZ+aここまで闇に包まれた大事件も珍しい。
0504名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/13(木) 13:10:48ID:???推測をもとに、事件に深く関与したのではないかと実名で指摘された故矢板玄氏と、その一族の方々には正直同情する。
下山事件は発生から時間が経ちすぎているため、おそらく今後決定的な物証は出てくることはないだろう。
だから故矢板氏が事件に関与していなかったとしても、平成3部作によってかけられた疑いを晴らすことは難しい。
玄氏の弟の言葉を借りるなら”家名を汚”されてもそれを払拭できない。
特に森達也は矢板玄氏に関して、書かなくてもいいことまで本に書いていて
決定的な物証なしに論を進めているという自覚と、氏への配慮が欠けている。
0505名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/14(金) 08:15:56ID:???旅館の女将が下山総裁らしき人物の服装等を妙に詳しく記憶していたことと
捜査員の服装を覚えていなかったことは、それぞれの状況が違うだろうから
仕方ないんじゃない?
小汚い連れ込み宿に相応しくないような紳士が来たら記憶にも残りやすいと思う。
死体発見後は何人もの刑事や新聞記者が連日のように押しかけていただろうから、
ひとりひとり服装を覚えていられないだろうし。
0506名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/14(金) 16:25:42ID:0J4xWbr6下山総裁の三越での不審な行動
0507名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/15(土) 10:47:16ID:???なぜ、↓の方を見て見ぬふりするかね
>長島勝三郎・・・元特高の警察官で、捜査一課の関口主任とも顔見知り
0508名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/15(土) 16:00:09ID:???0509名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 02:24:02ID:???キャノン「・・・・・・・(こいつうぜー。マジで関係ないっての。勘弁してほしいわ。しばらく無視しよっと)」
平塚「・・・・・・・(ドキドキ)」
キャノン「・・・・・・・(間がもたねえ・・・、あっそうだ!話題を変えよう!)矢板玄という人物は知っているかい?」
平塚「名前なら知っています(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! )」
0510名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 09:23:15ID:pEKdnplCあんなんじゃどんな証言を得ようと他殺説に沿った解釈すると思う。
同じ他殺説でも矢田の本は面白いんだけどなあ・・・。なにが違うんだろう。人間や記者としての器の違いなのかな。
0511名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 15:01:47ID:???逆にしつこく自殺説書いてる奴こそ、その本しか読んでないんじゃないかと思うんだが。
つうか、いまだに末広旅館の証言をあてにしてるやつがいるのにびっくり。
0512名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:22:23ID:???矢田は自分でルミノール液振りまいて「血の道」を見つけたりしたくらいで、リアルタイムで事件の渦中にいた
んだから、文章やインタビューでしか事件を知らない諸永とは臨場感が違うだろ。
>>511
「末廣旅館の証言をあてにしてる」って言えば、他殺説でも「ヘビースモーカーの下山総裁が、末廣旅館で
1本もタバコを吸わなかった」ことが替え玉である証拠にされたりしてるよね。結局、自分の説に都合がいい
ところだけ引っ張ることではみんな一緒。
あと、「下山事件全研究」(古本で最低6千円、ふつう8千円くらいはする)読んでるくらいな香具師が、それより
全然手に入りやすい平成三部作に目を通してないわけがない。
平成三部作で下山事件に興味を持った人も、自殺説をバカにしないで、「下山事件全研究」と「下山白書」
(改造版と文春版)くらいは一度目を通した方が、この事件をより楽しめると思うよ。
0513名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:35:57ID:???自殺説の決定的事実は今となっては世に出てくる可能性は低い。
証言にしても、関係者の多くが鬼籍に入っている現在では新しい情報は得られないと見ていい。
だから自殺説を支持する新たな材料はほぼ「打ち止め」ということになる。
他殺説の場合、近年出版されたいくつかの書籍でも見られるように、
時の流れの中で埋もれてしまっていた人と人、組織と組織の繋がりなどを
当時の資料などから引っ張り出し、それを元にして
「理にかなったストーリー」を作り上げることは、想像力豊かな者にとってはそれほど難しくない。
例えば下山総裁が死んで結果として得をした人物に当時副総裁だった加賀山氏がいるが、
彼を黒幕として面白いストーリーを作れるかもしれない。
こういったストーリーは正誤の証明が難しく、結局は「言いっぱなし」になってしまいがちだが
他殺説が根強い理由のひとつがここらへんにあるように思う。
0514名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:47:28ID:???>あと、「下山事件全研究」(古本で最低6千円、ふつう8千円くらいはする)読んでるくらいな香具師が、それより
>全然手に入りやすい平成三部作に目を通してないわけがない。
値段で勝手に決めつけかよ
0515名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:50:22ID:4gpO7hQ9突っ込むのも馬鹿馬鹿しいけど、下山の遺書があるってのは一体どこから来てるのかね。
遺書は出てきていないが、実はあるのだ。それは遺族が隠しているのだ。
証拠はないが遺書はあるのだ。
もうね、お話になりません。
0516名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:53:15ID:???あるとは一言も書いていませんが。
0517名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:57:51ID:???↓あるのが大前提で書いてるじゃん。
>遺族が長年密かに持っていた総裁の遺書を公表するなど、そういったことがない限りは
>自殺説の決定的事実は今となっては世に出てくる可能性は低い。
ここまで書いておいて、突っ込まれると、あるとは一言も書いてないなんて言ってるようじゃ
インチキもいいところだよ。
0518名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:57:53ID:???面白い読解力してるなw
0519名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 16:58:49ID:???それのどこをどう読んだら、「あるのが大前提」になるんだよw
藻前さん面白すぎ。
0520名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 17:00:02ID:???大前提で書いてませんが。
0521名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 17:03:32ID:???「自殺説の決定的事実」と書いておいてよく言うね。
0522名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 17:12:46ID:???「葬られた夏」は自殺か他殺かは白紙の状態からスタートしてるだろ。
証言でっちあげた「シモヤマケース」は論外としても
0523名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 17:38:24ID:???>「下山白書」 (改造版と文春版)
どこで手に入るかな?
0524名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 17:54:15ID:???数十年前の本だから仕方ないけど。講談社版が長らく絶版だった後、下山ネタ再燃で
再刊されたものの、版元が新風舎だったってのも無理ないかなという気がする。
生前の斉藤茂男が矢田版を再構成して出せば、矢田版の帰結としてベターだったと思う。
0525名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 18:17:59ID:???0526名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 18:19:15ID:???0527名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 18:47:35ID:???資料の流れはこんな感じではないかと。
矢田→斉藤→諸永
諸永は週刊朝日の若手記者で、現存していた(今は取り壊されている)ライカビルを発見したり
元キャノン機関員・ビクター松井との会談に成功したりとなかなか健闘している。
0528名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 22:11:31ID:???0529名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/16(日) 23:53:09ID:AmWoJKDA513じゃないけどさ、
「例えば、遺書があったとして、それが公表されるなど・・・」
という意味であることは、
うちの小学生のガキでも理解できたんだがな。
0530名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/17(月) 00:17:48ID:KdJe79kDこれは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。驚く結果をご覧いただけます。このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事がかなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。
約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。たった3分ですから、ためす価値ありです。
まず、ペンと、紙をご用意下さい。先を読むと、願い事が叶わなくなります。
@まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。
A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。
B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく)
必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。
C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。まだ、先を見てはいけませんよ!!
D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。
E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。
1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。
2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。
3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。
4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。
5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。
6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。
7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。
8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。
9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。 10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。
この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
0531名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/18(火) 00:48:05ID:???たぶん、>>515=>>517=>>521みたいのが「車は確かにナッシュだった」とか捏造しちゃうんだよ。
日本語の読解力とか理解力が決定的に欠けてるから、自分自身の先入観も手伝って結果的に
ウソやトンデモを書いてしまう。自分ではそのつもりがないだけに始末に負えない。
0532名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/20(木) 06:25:43ID:zmNiy2wG0533名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/20(木) 11:43:53ID:NnxqCIw4ましたが、本当にいい加減だと思うのは、鈴木金属工業の話がでてくる部分で
工場が北区にあると言うのに「轢断現場から直線距離で2qも離れていない」
と書いてあります。地図を見れば解りますが轢断現場から直線距離で2q以内
のどの地点にも北区は当てはまらないはず。一体事件当時の鈴木金属工業は
どこにあったと言うのでしょう。知っている方がいたらぜひ教えてください。
0534名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/20(木) 13:55:35ID:???http://www.suzuki-metal.co.jp/outline/index.html
昭和18年1月 北区赤羽に新工場取得、指定軍需工場となる
昭和20年8月 終戦により工場を赤羽に集約し、平和産業に転換
昭和21年2月 本店を王子区袋町(現北区赤羽)に移転
もし赤羽なら現場とは直線でも8kmはある。
ただし赤羽なら田端機関区は直結になる。
0535名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/20(木) 14:22:41ID:NnxqCIw4早速ありがとうございます。参考になりました。
0536名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/20(木) 16:48:09ID:???↓
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/007/1192/main.html
第7回国会 労働・人事・運輸委員会連合審査会 第1号
昭和24年12月18日(日)
概要
加賀山総裁:
国鉄の今年の売上高1,152億円で86億円くらい赤字だから
組合の賃上げ要求、無理だわサーセンw
菊川国労副委員長:
ちょw人員整理も受け入れてストも避ける方向で頑張ってるのにそりゃねーわ
共産党からは、小さい要求すんなよとか攻撃されるし組合涙目w
堀木謙三:
人件費より石炭費ほかの経費の増大が多くね?借入れでなんとかしたら?
0538名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/20(木) 22:08:09ID:???後から知って、ヤフオクもたまに覘いてるんだけど、
件のフライデーは出てないんだよね。
写真の内容、どんなんだったのか、教えてください。
0540名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/21(金) 19:35:51ID:5XmfR7P50541名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/22(土) 07:43:11ID:PZOcob2rttp://www.chiba-shinbun.co.jp/0703_02.html#013
稲毛新聞報道10周年企画 【事件の裏側・連載シリーズ】
「下山事件」の取材記者の裏話(最終回)
事件の裏に隠された人間下山≠フ深い悩み
GHQ(アメリカ総司令部)が下山に国鉄職員4万人の首切り≠示したのは、
表面的には国鉄経営の合理化が名目だったが、実は当時、日本の労働運動の中核
としてリードしてきた国鉄労組の切り崩しを狙ったものであることは明らかだった。
下山にも十分にそれが分かっており、それだけにGHQと国鉄労組の板ばさみに苦しみ抜いていた。
まして戦時中、国鉄職員を率いてビルマ戦線で鉄道敷設のため生死をともにした職員を、
単に合理化という名目だけで大量に首を切ることなど、下山の性格として耐え切ることができなかった。
いかに下山が悩んだのか、いくつかを紹介したい。
ある日、下山は東京駅にあった鉄道公安室に、芥川室長(後に参院事務総長)を訪れた。
職員首切りの悩みを話しているうちに、下山は机の上に出されたアイスクリームの、
自分の分を食べ終わった後、無意識に芥川の前にあったアイスクリームも食べてしまって、
ため息をつきながら話し続けたという。芥川は、下山の死後、この話をしながら
「あの時の下山さんの苦しみが、手に取るように分かった」と述懐している。
(つづく)
0542名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/22(土) 07:45:25ID:PZOcob2rこんな話も残っている。
下山が無惨な、れき死体で発見された五反野の1軒の小さな旅館に、下山らしき人物が、ひとりでぶらりと訪れ
「ひと休みしたい」と言った。遺体となって発見される前日の夕方である。
この宿の女主人が、興味ある話を残している。
「とても疲れた様子でした。顔色もすぐれませんでした。『立派な紳士が…』と、不審に思いましたが、
とにかく部屋にお通ししました。2時間か3時間ほどお休みになったでしょうか。お帰りになる時、
今でも印象に残ったことがあるのです。靴をお履きになるので、靴べらを差し上げたら『いいよ』
とおっしゃって、靴ひもを1本1本丁寧にゆるめ、上の方の4・5本を穴から抜いて足を入れ、
また丁寧に靴のひもを締め直すんです。随分、几帳面な方だなと思いました」。
この靴ひもの結び方は下山氏のくせ≠セったが、家族以外に知っていた人は、まず、いなかった。
この話は、この人物が下山総裁だったことを裏付ける、有力な証言≠セったとも考えられる。
(つづく)
0543名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/22(土) 07:46:51ID:PZOcob2rただ、下山総裁の心理を別の面から踏み込んでみると、なぜ、鉄道を愛し、
国鉄職員のことを考えていた下山氏が鉄路を血で汚す死≠自ら選んだのか?
死を選ぶなら別の方法もあったのではないかという点である。
これも事件発生以来、自他殺両論の焦点の1つとされてきた。
何者かによって、自分の意志でなく、死体となって置かれたという説。
愛する鉄路≠フ上で死ぬという説。両方とも理解できないことではない。
この事件では、警視庁の事件担当警部の1人(他殺説)が、本庁勤務から東京上野警察署次長に
左遷≠ウれたり、いろいろ奇妙な人事異動が行われもした。
下山国鉄総裁のナゾの死亡事件。その真相は結局、分からないままになってしまったが、
戦後日本の混乱期に頻発した奇妙な事件∞何らかの意図によって起こされた事件
の1つの典型的なものとして、風化させてはならない。
(下山事件・おわり)
0544名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/22(土) 08:32:43ID:???至当」と自殺説をにおわせながらも、「自他殺の別は不明」と判断を回避。
一方、解剖した東大・古畑教授は「死後轢断」との鑑定を行った。
その理由として、体中にひどい挫裂創、打撲傷、擦過傷が数百カ所もあったにも
かかわらず、皮下出血つまり生活反応と呼ばれる所見がどこにもなかったこと
などが挙げられるようである。
当時は列車による轢死の解剖の症例が極めて少なかったが、たまたま事件直後の
昭和24年7月15日に三鷹事件が起こった。
この事件では生きている人が列車に轢かれたのに、即死した場合には皮下出血が
起こらないことがあると確認された。そこで、法医の間で、下山総裁の轢断が
生前か死後かの議論が起こった。結果、特殊な状況として「血圧ゼロ状態での
生前の損傷は出血を伴わない」ということが認められるようになった。
その時、そのような特殊な状況だったかは確実な根拠がないが、結局、自殺の
可能性が高いということで落ち着いている。
―支倉逸人著「検死秘録・法医学者の司法解剖ファイルから」を参考―
0545名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/22(土) 13:33:42ID:???下山総裁は半分に切ったドラム缶の中に入れられていたんじゃないかなんていう推理は不毛としか言いようがない。
0546名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/23(日) 03:32:41ID:XL10Za1J俺は事件に興味持って以来この下山缶って落書きが妙に気持ち悪いんだよね〜
確かに不毛かもしれないが、誰がどんな意味で書いたのか?普通こんな文書落書きする?
もう一つの「下山を暁の下に眠らせろ」なら分かるが…
0547名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/23(日) 14:36:27ID:pQlex02n賢い者は、嘘を見抜き真実を知る
愚かな者は、金を払って嘘を買い、賢くなったと錯覚する
0548名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/23(日) 17:05:26ID:???0549名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/24(月) 02:49:32ID:???性急かつ強引にGHQに決められたのでしょうね。
つーかこの次点で自分が総裁にされて追い詰められるとは思ってなかったろうなあ下山さん。
↓
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/005/0016/00503190016002c.html
第5回国会 運輸委員会 第2号 昭和24年3月19日
○説明員(運輸次官 下山定則君)
この特別会計におきます人員の整理という問題は、今度九原則の実施を強行するという建前から、
その均衡のとれた予算という大きな原則から國有鉄道特別会計が今回独立採算制を採らなければ
ならないということになりまして、昨年度一般会計の補助金を貰つておりました三百億円というもの
が零になることになつたわけであります。
(中略)
從つて大雜把に考えても五百億の赤字が出るものを、とにかく独立採算制の下に
やるというところに追い込まれましたので、これをどうやつて收支のバランスを取るかと
いうことについてあらゆる角度から目下財政当局並びに関係方面その他と檢討中でございます。
(中略)
從つてこの特別会計におきまして、いわゆる今度の行政整理というものにつきまして、
一方これは独立採算制の観点もございまして、
まだ何万何千人という数の決定には至つておりません。
0550名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/24(月) 04:11:26ID:???1949年(昭和24年)8月30日の古畑教授や中舘教授が、衆議院法務委員会
に参考人招致されたときの会議録もネットで探してみたんだけど、ないみたいだね。
0551名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/24(月) 06:36:22ID:farAJZ6/陽動て何のための?w
0552名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/24(月) 10:00:45ID:???「客観的な物証が存在しなかったため」としているけど、じゃあ名指しで書いた矢板玄の場合は客観的な物証や、
決定的に示す証拠をなにか示せたつもりでいるんだろうか。そんなものは見当たらなかったんだけどなあ。
確かに矢板玄の名前は既に森達也が本に書いてしまっているけど、それを理由に「じゃ、まあいいか」と、開き直って実名を出したのか?
そもそも、森に亜細亜産業や矢板玄のことを教えたのは柴田だし、森のフライングに柴田の責任が全くないとは言えないと思うけどな。
0553名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/24(月) 10:04:22ID:???柴田は、「×某」の名前を出さなかった、そしてこれからも出すつもりのないことの理由を
「客観的な物証が存在しなかったため」としているけど、じゃあ名指しで書いた矢板玄の場合は客観的な物証や、
決定的な証拠を示せたつもりでいるんだろうか。そんなものは見当たらなかったんだけどなあ。
確かに矢板玄の名前は既に森達也が本に書いてしまっているけど、それを理由に「じゃ、まあいいか」と、開き直って実名を出したのか?
そもそも、森に亜細亜産業や矢板玄のことを教えたのは柴田だし、森のフライングに柴田の責任が全くないとは言えないと思うけどな。
0554名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/24(月) 13:33:38ID:???あったよー ┌(^o^)┘
A4で60ページ相当くらいあるので気合入れて読めー
↓
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/005/0488/00508300488035c.html
第005回国会 法務委員会 第35号
昭和二十四年八月三十日(火曜日)
参 考 人
(慶應義塾大学医学部教授) 中舘 久平君
参 考 人
(東京大学医学部教授) 古畑 種基君
参 考 人
(元名古屋医科大学教授) 小宮 喬介君
0555名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/25(火) 10:03:26ID:???おおお、あったんだ! ないのかと思ってた。
これからじっくり読んでみます。教えてくれてどうもありがとう。
0556名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/25(火) 14:50:09ID:pHDovDOkつぎのような証言がある。「事件から一ヶ月くらいたって、私は自殺≠フ線の報告書を出した。その結果、ウィロビー少将
のオフィスから、プリアム課長を通して私に与えられた指示は、他殺として扱え≠ニいうことであった。そこで私は田中総監
に会って、口頭で他殺として扱え≠ニいったら、田中はノー≠ニ答えた。田中はサムライで、誇り高い男だった。イヤだ、
同意できない≠ニハッキリ言った。田中は非常に困惑した表情でそういった。
そこで、私と田中は歩み寄りを考えた。それは、では、必ずしも他殺ということではなく、自殺、他殺両方の可能性を含む
線を出そう。少なくとも、自殺とハッキリ明言はしない≠ニいうことに落ち着いた。――GHQの目的は、そのように扱うことによって、
共産党に圧力をかけることであった。この目的は、プリアムが私に言葉でそういったわけではない。しかし、当時の雰囲気は、
誰もが共産党の仕業だと思っていたし、公安課の空気からいっても、プリアムの意図は明瞭に読み取ることができた。冷血な
殺人者、腹黒い暴力者としての共産党……その印象を、人々の頭の中に残しておく必要があった。それは純然たる
政治的宣伝(プロパガンダ)である。自殺ではなく、他殺のニオイを残して迷宮入りにすれば人々がいろいろと憶測する。
その結果、共産党に力がかかる。そういう筋書であった。
0557名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/26(水) 15:43:41ID:bF3N/3Xchttp://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00026/v02647/
0558名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/26(水) 15:47:39ID:bF3N/3Xchttp://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00026/v02647/
0559名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/27(木) 08:16:08ID:k7E+oR7Y若い頃に、水戸機関区で世話になった下山氏を不可抗力とはいえ轢いてしまったストレス、
警察での連日の執拗な取調べ、人員整理直後の休みなしの激務、等から胃潰瘍になって
手術の甲斐なく亡くなってる。不審死でもなんでもない。
0560名無しさん@お腹いっぱい。
2007/09/27(木) 13:44:11ID:???ありがとう。
小学生の頃、下山事件に興味を持ったのだが、そのきっかけが
この映画だったということがはっきりしたよ。
もちろん当時は占領軍とか謀略とか、まるで意味がわかってなかったんだけど、
この事件の持つ不気味さと怪しい魅力は小学生にもしっかり伝わった。
夜中に光るルミノール反応、ヘリから落とされる男、轢断を目の前にして
悲鳴をあげるシーンなどは、鮮烈に頭に焼きついていた。
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