出会い系メール広告送りつけ、一日20万件も

出会い系サイトの電子メール広告を一方的に送りつけたとして、
千葉県警は20日、いずれもサイト運営会社の社員で八千代市の男(35)と船橋市の男(26)、
元アルバイトの千葉市若葉区の女(22)の3人を特定商取引法違反の疑いで千葉地検に書類送検した。

同法は受信者の承諾のない電子メール広告の送信を禁じるよう2008年12月に改正され、
県警によると、全国で初の適用という。

発表によると、3人は6月23日頃、愛知県の男性ら3人から承諾を得ずに
出会い系サイトへ誘導する内容のメールを21回送信した疑い。
この日だけで約20万件のメールを送信していたとみられる。

調べに対し3人は「(メールが)規制されたのは知っていたが、
売り上げの落ち込みを防ぐためやっていた」などと供述しているという。

(2010年10月20日22時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101020-OYT1T01081.htm