2028年、佐賀の灯火は一旦は火勢を取り戻したかに見えたが、
再び風前の様相を呈し、老人比は99.7%にまで膨れ上がっていた。
デビュー10周年を迎えたフランシュシュは、そんな佐賀を救うべく、
道まだ半ばにして懸命に(もう死んではいたが)アイドル活動を続けていた。
さくら「でも私たち、10年前から見た目変わらんとよ。ファンのみんな、
    不思議に思わんとかな?」
サキ「細っけぇこと気にすんな。アイドルやけん、アイドルやけん
    人気さえありゃ、どやんとでもなっとぞ」
リリィ「でもリリィたちだけじゃないよ。パピィも万梨阿ちゃんもデスおじの
    2人も全っ然変わってないよ」
愛 「それはほら、あれよ。みんなサ○エさん知ってるでしょ?国民的アニメの」
純子「それ、わたしが子供のときから続いてますよ。変わってませんよね。」
さくら「中の人はほとんど入れ替わっとるけど…」
ゆうぎり「はんっ!」(平手打ち)
     「中の人のことは言うたらあきまへん!わっちらに返ってきますえ?」
たえ「アヴ…
   (どうせ最初にリタイアするのは私よね…)」