スタプリの映画が公開されて、作品と劇場版のプロデューサーのインタビュー見つけた

――多様性を表現すること以外の面で
プリキュア作品をつくる上で意識している事はありますか?
柳川:多くの人が不快にならない表現を探すことですね。
それは不可能なことでもあるのですが、テレビという誰でもチャンネルを回せば無料で見られる媒体の特性上
さまざまな視聴者を想定しなければなりません。
その上で、私たちが意志を持って表現を選択していくことが大事なのではないかと。


――それは、具体的にいうとどんなことですか?
柳川:例えば、キュアソレイユのことを説明するときにも、「ハーフ」と呼ぶべきか「ダブル」と呼ぶべきか、これって媒体によってもルールが違うんです。
受け手がどう感じるかは人それぞれ。はっきりとした正解がないなら、少しでも「正解ではない」と感じる表現は選ばないようにしたい。

だから、キュアソレイユのことは
「メキシコ人のお父さんと、日本人のお母さんがいる子」というのが公式での表記。
「ハーフ」とも「ダブル」とも言いません。脚本会議で誰かが引っかかる表現があれば
その価値観を尊重し、逐一立ち止まって議論した上で言葉を選んでいます。


完璧にハグプリの反面教師じゃん