だったら君主は最初から読み書きや算数を教えて国民のレベルを上げて税収や安全保障を確保してから
自分も猛努力して彼らを統率できるだけの知性や文化による権威を身につけ、公僕として公共に尽くせばよいのだし
平均的な君主は責任ある統治を心がけてきたから臣下も国民も忠誠心が生まれているわけだが

作者やスタッフは革命系ファンタジーや下からの力を蔑みまくっているし、
王にとっての権威は獲得した時点で私物化して当然のもの、カイジの帝愛のような価値観が正しいと本気で思い込んでいる節がある
遊び人で風俗ネタ、奴隷調教などの暴力が好きなことと関係があるのかもしれない

「故に」市民に知恵や権利を与えることはNGだし、奴隷や下民を甘やかすだの、パヨクに自分の特権を台無しにされることだの
魔物や外国に侵略されることなどと、「すべからく」同列になってしまう。
現代を馬鹿にして過去に逃避し、かつての差別だらけ、ヒャッハーだらけの「正義」にあこがれると人間はどこまでも堕ちる
あーあ、やっちゃったなって感じ