>>164
愚王の権力がどこまでのものなのかははっきりしないけど、
仮に近世フランスのように中央集権体制が確立していたとしたら、
諸侯の兵力は全部徴収されて地方の防衛に回されない、ということなのだろうか?
いくら中央集権でもそんな理不尽な命令を諸侯が到底聞くとは思えないが・・・
仮にそうなると、地方が手薄になってそちらから先に魔神の軍?が攻略しにいく可能性があるし、
それがなくても衛兵いないせいでゴブリンの攻撃・女さらいやら盗賊等の犯罪やらが横行し、治安が極めて悪くなる
で、諸侯の不満が高まって各地方の反乱・独立運動が頻発する
魔神が迫っているのにそれどころじゃないって?
ゲームオブスローンズ見てみろよって話
人類は未曾有の驚異が迫っても、戦後の利権のためになかなか一致団結なんてしない醜い生き物だ
エロゲのマブラヴオルタですら水面下で世界各国の利害対立が存在してたんだぞっちゅー・・・

で、中央集権じゃない場合だともっと最悪だな。
魔神の軍が迫っても諸侯は目先の利益を考えて団結しないので、非常招集にすら応じない可能性がある
だって自分の土地の方が大切だもんね、ゴブリン対策からまず始めるよね
だから地方が手薄でゴブリン対策してないなんてありえない
そんで愚王の元に手勢が集まらず戦争には敗北を重ね続け、地方にその被害が及び出す・・・

まあ中央集権制だろうがそうでなかろうが、作中の描写におかしい点があるのでどっちにせよ矛盾は出る。
それこそ>>164で言及してるからね
結局王は賢王どころか愚王じゃねえかという話