カトリーヌママンは伯爵家も親族も使用人からもほぼ嫌われ状態なんだけど実はそんなに裕福でもない。
チエコは伯爵家からも完全にやめないでくれるだろうと期待されてたけど実は日本に婚約者もいた。
でも勤めたのもコネ合ってこそだろうし、無理矢理帰ったらコネクション先の顔を潰しそう。

ママンとしてはリチャードを引き取るには貧乏すぎるし、パパと一緒にアマゾン行かせても息子を省みないだろうパパに任せるのは不安すぎる。
チエコに協力を求め一芝居して、リチャードの現状維持は守られた。
チエコも伯爵の信頼は裏切らずにカトリーヌのせいで、ということで日本に帰れた。

でも「具合が悪くなったらお母さんのかわりに看病してあげるね」って約束したくらい可愛がってた教え子の当のお母さんと
クリスマスパーティーという子供なら楽しみにする場面で狂言とはいえネックレスの盗難でケンカみたいになってしまった。
ちょっとないくらい最悪のクリスマスにしてしまったことでチエコはずっと心を残していた。
成長してリチャードは「最悪のクリスマス事件」の真相にたどり着いたから、チエコを探していた。

まあ、鉄仮面みたいなリチャードの顔が崩れたのが可愛かったので、いいやもう。