>>241
「ハルヒ 新作」でググって思った。2003年刊行後、一大ブームを経て
いまだに新作が熱望されている作品だけど、それが単なる懐古趣味
とは違って少年少女時代に読んだ遠い思い出にとどまらず、オジサン
オバサンになってもみんな現在進行形のリアルタイマーなんだという
ことがなんだか泣ける。多感な時期に受けた影響はホント一生もの。

無理やりスレの趣旨につなげると、青ブタはそういう意味ではどういう
位置づけになっていくのだろう。「卒業」というワードが適切かどうかは
置いておいて、どこかで見切りをつけることも生きていく中では大事。
ハルヒのように落としどころが皆目見えない物語と違って、青ブタは
答えが予定調和で分かり易いからわりと卒業しやすい作風ではある。
無難な結末であと腐れがない。その点は良い意味でこの作品の長所
だと思ってる。拗らせてずっと引きずるのは存外辛いもんだ。