【やがて君になる】佐伯沙弥香は燈子の隣でサポートしていたいの可愛い2
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0464名無しさん@お腹いっぱい。
2019/05/01(水) 01:22:12.16ID:NyveZadH0「佐伯先輩、来てくれてありがとうございます!」
「私の卒業以来だから、約一ヶ月ぶりね」
「そうですね、まだ実感ないですけど。ところで、何で七海先輩はこの連休に帰って来ないんですか!?」
「いきなりそれなの? 燈子に直接聞けばいいじゃない」
「聞きましたよ! でも稽古があるから帰れないって……」
「お芝居のでしょ? あの子もすっかりハマってるようね」
「七海先輩は演劇部に入ったんですよね。佐伯先輩は七海先輩に大学で会わないんですか?」
「燈子が空いてるときに外で会ったりするけど、学部が違うからキャンパスじゃほとんど会わないわね」
「七海先輩、最近は忙しいみたいであんまり連絡くれないし、わたし心配なんです」
「昔に比べてずいぶん素直になったじゃない」
「だって……こんなこと話せるの、佐伯先輩ぐらいだし……」
「そんなに心配なら、うちの大学に入れば?」
「佐伯先輩や七海先輩じゃあるまいし、わたしの頭じゃT大なんて無理ですよぅ」
「とにかく、まだ一ヶ月ちょっとしか経ってないんだし、私もだけど燈子も新生活が始まったばかりだから、根気よく連絡すればいいんじゃない?」
「そう……ですね」
「きっと夏休みには帰って来て、あなたを引っ張り回すわよ」
「はい、ありがとうございます!」
「それじゃそろそろ電車の時間だから行くわね」
「はい! また夏に会いましょう!」
「燈子に会ったら、それとなく言っておくから」
「佐伯先輩って……優しいですね」
「ふふ、今ごろ気がついたの?」
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