バスケ部を1年でやめて、成績もパッとせず「何がやりたいのかよくわからん」
って言われてる奴のうちに行った。ほんとはそんなに誘われるような仲でもなかったので
「Kも一緒なら」ってことで。
会話がなかなか盛り上がらなくて、話題を探そうと思って部屋の本棚を見ると
「世界一わかりやすい英語の○○」とか「三日でわかる○○」とか、あんま聞いた
ことのない大学の赤本とかがあって「尾崎豊の○○」のみたいな本が10冊くらいあった。
それ以外のことはあまり覚えていない。

その何年か後にKに会ったんだけど「なんかギター持って『自分探しの旅に出る』とか言って
家を出た。今は陶芸家を目指してるらしい」そうだ。