たとえば、これは少し昔のことですが、こんな話がありました。
子犬を販売している店ではどうしても、売れ残る子犬がいます。ペットショップで半年も1年も売れ残っている子犬が出るわけです。そんな子犬を置いておけば、食費ばかりかかってしまうので、生体販売の業者は困るわけです。
「それならば、誰かにタダであげればいいじゃないか」
そう思う人もいるでしょう。確かに、おカネを払って買う人はいなくても、タダなら「飼おうか」と思う人は見つかりそうなものです。
ところが、生体販売をビジネスにしている人たちは、こう考えます。
「売れ残りをタダにすると、値崩れする」
半年、1年待てばタダになると皆が思うようになれば、高いおカネを出して買う人がいなくなるというわけです。売れない子犬を置いておけば食費ばかりかかる。かといって、タダにして引き取り手を探すこともしない。
では、生体販売業者はどうするのでしょうか。